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赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

おもしろかった!!

2020-12-20 17:25:56 | その他

国分寺の駅ビルにあった東急ハンズが、十二月末で閉店になってしまうようです。残念。

セールをしてるというので、今日、あわてていったのだが、売り切れているものが多かったです。

 

さて、ひさびさファンタジー世界を堪能しました。柏葉幸子さんの竜が呼んだ娘の三作目『魔女の産屋』です。

ファンタジー世界が壮大です。

日がある空を竜がとび、月がある空を魔女がとぶ世界。

谷の子とよばれるミアは、魔女の星の音のお産をてつだうことになり、魔女の産屋に。

しかし、生まれたばかりのふたごのうちのひとりがさらわれてしまう。

それをおって、ミアは繭の里、天蓋の都へ。

繭の里はシルクをつむいで生計をたてている里。桑畑があり、蛾が守ってくれている、静かな里だ。

しかし、今、よいシルクがとれなくなっているらしい。それが呪いのためだという、うわさもあり・・・。

謎が謎をよび、ミアは二度もとらわれることに。でも、その都度、機転をきかして、行動します。

呪いの裏には、悲しい母と娘の物語がかくされていて・・・・・・。

とにかく、物語の展開で読ませていくストーリーに、わくわくして一気読み。

そして、ミアがいい。第三巻目でずいぶんたくましくなっています。

このシリーズはまだまだ続いてほしいな。

ファンタジーが好きな人、先が見えないストーリー運びを楽しみたい人、ぜひ、手にとってみてください。

三巻目からでも楽しめますが、欲をいうと、一巻目から読むとおもしろさ、倍増です。