またまた、緊急事態宣言になりました。ということで、今度の日本児童文学学校もオンラインとなりました。
次の7月25日の講師は如月かずささんです。
講義のタイトルは魅力的なキャラクターとは? です。どんなキャラクター論がとびだすか、楽しみです。
編集者さんと打ち合わせしているとき、いろんな作家の話になることがあります。如月さんについては、プロットが綿密で細かいとの話がとびだします。
プロット、お話しの枠組みで、エンタメの場合、この頃、プロットを見せてくださいといわれることが多いようです。
でも、わたしが書き始めた頃は、そんな話はあまりなかったです。
主人公がどんな行動するかは、著者は知らないで、かいているうちに主人公が動きだすとか・・・
でも、この書き方だと、まったく主人公が動きださないことも、とんでもない行動をとって、ラストまで行かないこともありえます。
だから、今は、あらかじめ、ちゃんと計画をたててることが多いみたい。
わたしはっというと、プロットがうまくいったと思っても、書いてみると気分がのらないということも。
ざっと考えたところで、書き出して、どうもうまくいかないときは、それから、プロットを考えてみる、なんてこともあります。また、短い作品、長い作品、それによってちがってきますね。
如月さんがどんな方法をとっているのか、聞けるのが楽しみ。やはり児童文学学校は楽しいです。
また、如月さんは、最近、幼年童話を書かれています。そのあたりも聞いてみたいです。
さて、児文協ですが、先日、機関誌7-8月号も送られてきました。
協会賞、新人賞がのっていました。
今年の協会賞、石川宏千加さん。
おととし、日本児童文学学校にいらして、プロットは書かないとおっしゃっていたっけ。それが印象的でした。
それでも、複雑なストーリーを組立られています。頭の中にコンピューターが入ってるのでしょうか。