講談社児童文学新人賞の佳作になった作品を読みました。
冒険ものがたり。展開がよく考えられていて、山場もあり、はらはらわくわくしながら読みました。
構成がきっちりしているし、文章もうまいし、これで新人か?ってうたがいたくなるほど。今の人は、器用に書かれるんだと感心しました。
ただひとつ、あまりわたし的にのれなかったのは、エディンバラという土地。あまりにもわたしの知識がなくて、歴史的にどういうところかわかってないんですね。
なので、街並みなど、想像力がおよばないところもあり、そこがちょっと。
どうしてこの地を選んだのか、作者に会う機会があったら、聞いてみたいです。
とはいえ、この頃、児童文学で冒険ものがたりは少なかったので、ものがたりの力を堪能しました。
さて、話はかわって、先週いった東京展。
武藤順子さんが東京展賞、大賞に輝いたそうです。おめでとうございます。これはめでたい!
ホームページから東京展、絵本の部屋ものぞけます。ここからデビューした方も、もちろんいますよ。
14日までだから、まだ、やっていますね。興味がある方はぜひ、上野へ。
公園口がリニューアルしていて、きれいになっていました。