赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

風薫る五月

2011-05-23 11:29:29 | 日記
日曜日、祖母の法事がありました。
久しぶりに親戚があつまって、たくさんの話をしました。おいっこがすっかり若い父親になっていて、パパぶりにびっくりしました。
5月は忙しくて、キリキリしてしまったところもあるので、親戚のほんわりした雰囲気にとても救われた気になれました。
なにより父も車椅子にすわりながら出席し、にこにこうれしそうでよかったです。

写真は、多磨墓地の大きな木々です。

2011学習交流会と協会賞授賞式

2011-05-21 13:10:22 | 日記
昨日は、学習交流会と協会賞など贈呈式がおこなわれました。
交流会は、100名をこす人数。今の出版の状況とその中で、編集者が出版したいと思い作品について話してくれました。大好評でした。

そのあとの授賞式。わたしは、受付をしていて、スピーチを聞けなかったのですが、そのあと、協会賞石井睦美さんと話すことができました。
取材されたことなど、いろいろ聞けました。グリーンのワンピースが似合って、おきれい。そういう美意識が作品にも投影されているかのようです。

また、今回、サプライズでうれしかったのは、ももたろう同人の三木さんが壇上にあがったこと。岩崎ジュニア冒険大賞の授賞式が流れてしまったので、そのかわりのスピーチをされ、加藤多一さんから花束を。感極まって涙ぐむ三木さんに会場じゅうからあたたかい拍手が!!
三木さんは、名刺がなくなるほど、編集者に囲まれていました。

わたしは、編集者さんとか、知り合いとのおしゃべりを楽しみました。毎回、行っていると、知り合いも増えていきます。
物書きは「しゃべる間に書け」とかいわれて、おしゃべりなわたしは、穴にはいりたくなるのですが、たくさんのステキな人たちとの出会いは、わたしの書くことのもうひとつの楽しみ。そういう中で元気をもらい、また、いいものを書きたいなっと心を新たにします。

帰り道、三木さんや元創作教室の生徒さんたちや、長編新人賞をとられた くぼひでき さんたちと、ちいさな二次会をしました。くぼさんのやる気と迫力にあっとうされるようでした。
新人たちは、それぞれの胸に夢をふくらませて、元気いっぱいです。



季節がおかしい?

2011-05-19 19:42:09 | 日記
我が家のせまい庭とプランターも、季節がよくなり花盛り。とはいえ、あまり世話をしていないので、育ちはいまひとつです。
今年、驚いたのは、もう、コスモスが咲いていること!
去年の種がこぼれて、それが育って勝手に咲いています。秋の花なのに、なんてせっかち。
もうひとつ、軒下のスズランも小さな花を咲かせていました。これも毎年、6月初めに咲いていたのに、早いです。

明日は、児文協の学習交流会。不況下の児童書の出版について、話が聞けます。
編集者さんたち、本音を話してくださるのでしょうか?
企画したのは、加藤純子さん。たいへん多くの方が集まります。
そのあとは、協会賞の授賞式。
わたしも創作教室のメンバーに再会できそうで、楽しみです。

ネコカフェ デビュー

2011-05-17 09:46:51 | 日記
振かえで休みの娘にさそわれて、「ネコカフェ」というものに行ってみました。
吉祥寺の駅のすぐ前。きゃりこ というお店です。
店内は、かわいいネコがいっぱい!!

時間内、自由にネコとたわむれられるのですが、ネコも人間に飽きていて、そう簡単にだっこされたりしません。末吉先生の家に行った時、ネコちゃんが自然にひざにのってくれたので(うれしかった)そういうこともあるのかと期待していったのですが、みんな知らんふり。お店で用意されている、ササミをあげる時だけ、さいそくにきます。
写真は、そのさいそくしている、ペルシャネコです。

午後は、お昼ねタイムとかで あまり動かないことが多いとか。
それにしても、店内、アベックがいっぱい。ひとり、中年の男性がひとりで来て、異色をはなっていましたが、そのほかはデートに利用されることが多いもよう。娘がひとりで行きにくくてというのが、よくわかりました。

いつか、ネコのいる生活をしてみたいな。
帰り道、井の頭自然動物園にも足をのばしました。新緑がみずみずしくて、すがすがしい。熱帯鳥園のようなところは地震の被害ではいれませんでした。
ゾウの花子も、元気でした。



岡本順さん絵本

2011-05-14 08:00:04 | 日記
『わらいボール』などでごいっしょした、画家の岡本順さんが、新作絵本を送ってくださりました。
『きつね、きつね、きつねがとおる』 文・伊藤遊 です。

これは、読み聞かせにはあまりてきしません。じっくり見て、味わえる絵本だと思いました。
岡本さんの絵が細部にまで神経が行き届いてすごい!
 きつねのしぐさが、自然で、実際に岡本さんは見たことがあるのではないかと思うほど。女の子、男の子のちょっとしたしぐさから、感情が読み取れます。パターンにはめこんだような人の表情ではありません。

画家さんの中には、じっさい見て、写真をとったりして書くという方もいられます。
岡本さんは、頭の中で作品のイメージをふくらませて、自分のものにして、書かれるタイプのようです。伊藤遊の文であっても、岡本順の作品になっています。
どうぞ、この繊細な絵の世界をお楽しみください。

今日は土曜日。今週はとてもあわたたしい一週間でした。
しめくくりの今日は、柳家家禄(やなぎやかろく)の落語を聞きにいきます。
人間国宝 小さんの孫にあたる家禄、今回は創作落語に挑戦だそうです。