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赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

落語家Xの快楽ースペシャル

2012-02-19 08:44:29 | 日記
昨日は、大手町までかわった落語会に行ってきました。落語家Xの快楽といって、タレントが落語家におそわって落語をするというWOWWOWの企画のものです。

昨日挑戦したのは、久本雅美。
師匠は今、人気上昇の古今亭菊之丞。演目は「たちきり」

久本さんは、わたしと同い年。東京タワーができた年に生まれた方。
芸歴も長く、たしかな実力もそなえる人気お笑いタレントです。
だから、まくらはうまく、ポンポンときかせました。爆笑をとってました。

ただ、演目になると、あの久本さんであったも、早口になり、江戸の風をふかすまではいかなかったように思います。
落語ってむずかしいのですね。
とくに「たちきり」は、大作。40分もあります。
お忙しい久本さんは、おぼえるだけでせいいっぱいで、それ以上の演出がつけられなかったのでは。
師匠と会ったのが、3回だというから、しかたありません。
でも、芸の幅がひろがると、チャレンジを受け、がんばって練習された久本さんのパワーと、謙虚な姿勢に感動しました。

そのあと、落語家たちの噺は、大変うまく聞こえました。プロだから当たり前なんですけれど。
もしかしたら、落語家Xの快楽は、そういう魂胆があったのかもしれません。

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高円寺に落語会が行われ、来月では渋谷でも若手の落語まつりが催されるそうです。
落語ブーム・・・どこまで続くのでしょう。

わたしの落語を扱った作品も、早くだしたいなーーー☆


つるし雛

2012-02-14 08:38:29 | 日記
昨日は、大学時代の友人と女子会です。ひとりが京王ブラザホテルのレストランを予約してくれました。新宿の高層ビル街を歩くのは、野上さんの出版祝いの会以来です。

新宿から都庁をめざして歩いて行くと、なんとコクーンタワーなる、新しいビルが。

その地下は大きな本屋ブックファーストがありました。ちょっとの間、こなかっただけなのに、都会はくるくる姿をかえます。

そして、京王ブラザにつくと、雛祭りの飾り付けがとてもきれい。今年は、4600点のつるし雛がロビーで目をひいていました。
つるし雛、よくみると、ひとつひとつ形が違います。うさぎがいたり、たぬきがいたり、にんじんや大根があったりと、見ていてあきません。

友人たちは、すぐに大学当時のニックネームはでてくるんだけれど、今の名字はなんだっか???って思いだせなかったり、それを笑いあったり、楽しい時をすごせました。大学の時、夜行バスでスキーにいった仲間も、同じように年をかさね、あっちが痛い、こっちが痛いとそんな話に・・・・。でも、仲間のひとりが東京マラソンを走るってことで、座がもりあがりました。ランニングは腕ふりで肩甲骨を動かすので肩こりにいいそうです。けど、50メートルくらいしか走れないわたしには、無縁の世界のようです。

ちょこんと飾ってあった市松人形の静けさが、ホテルのにぎやかさの中で異質の空気をかもしだしていました。なにを思っているのか、聞いてみたくなるような、そんな表情の人形でした。

昭和のドラマがおもしろい!

2012-02-13 09:05:20 | 日記
今期、同じ年代の友だちとあって話すのは、「運命の人」がおもしろいという話題です。6チャンネル、もっくんが主役。沖縄返還密約疑惑とたたかった新聞記者という役どころです。原作は山崎豊子。



この前なんて、友だちと駅から20分の距離を歩きながら、ずっとこの話をしていました。恋愛ばかりでなく、殺人事件ばかりでなく、こういうドラマを待ち望んでいたと、その友だちはいいます。わたしも目が離せない。

もうひとつ、話題になっているのが、朝の連ドラ「カーネーション」。デザイナーのコシノ三兄弟を育てたお母さんの人生を描いているのだが、こちらも大変おもしろい。
この前、お昼の人気ラジオ・キラキラの中でも取り上げられ、業界の人たちの中で話題になっているといっていました。演出がうまいそうです。言いすぎないで、ちゃんと演技で見せている所が。

「あ、撃たれた」といって、倒れる人、「ちこく、ちこく」と言いながら駆けて行く人。
今のドラマは過剰に説明をいれて、わかりやすさ追求していて、そのためわざとらしいものが多く、それが鼻についてきていました。そこにいくと、「カーネーション」の演出は、抑えたものが多く、そこに情感のような味わいがうまれています。

これは文章でも同じこと。声にだして説明しないと落ち着かなくて、つい、「こわい」とか「うれしい」言わせてしまいます。児童文学だからと、わかりやすさを重要視しなきゃならない時もありますが、わたしもなまけてないで、もっと、地の文を鍛えなきゃね!

第二回高円寺演芸まつり

2012-02-12 19:00:02 | 日記
高円寺の商店街が演芸祭りというのをしてるというので、行ってきました。
ねじめ正一の小説でも有名な純情商店街など高円寺は地元の商店街がまだ元気。
小さなジャズ喫茶や、夜の9時から朝の9時までが営業時間だという飲み屋とか古いおもちゃだけを売ってるレトロなお店とか、変ったお店が路地にちらばっています。中野からの吉祥寺まで、サブカルチャーが息づいている街並みで、どもう芸人やお笑いをめざす若い人などが多く住んでいるらしいのです


そんな街での演芸祭りは手作り感まんさい。
25人でいっぱいのワンコイン寄席は、高座をつくるところから見ちゃいました。
「お客さん、高座のたかさ、このくらいでいいですかね」
「ちょうどいいと思うよ」
そんな感じで、とっても近くで落語や漫才が聴けました。寄席や、落語会では味わえない、なんていうかアットホームな落語。うまいかどうかというよりも、なんだか親近感がわいてきて、とにもかくにも応援したくなる距離の落語会。寄席以上のライブ感覚が楽しめます。

発信の中心、座・高円寺では、林家二楽の紙切りの展示会も。
この演芸祭り、19日の日曜日までやっているそうです。わたしも、もう一度くらい、いっちゃおうかな!


花粉の季節突入

2012-02-11 08:57:24 | 日記
今年は寒いので遅いだろうと油断していましたが、2月初めくらいから、かすかに飛んでいるのを感じました。日差しに力強さを感じた昨日あたり、花粉が舞っていると確信。憂鬱な季節の始まりです。ピークは3月半ば。あれ? これって、確定申告みたい。

昨日は、「本はいつでもきみたちの味方ですプロジェクト」で本を送りました。
これは、児文協の被災地の学校図書館に本を届ける活動です。岩手、宮城、福島の134校から申し込みがあり、作家たちがそれぞれ割り当てられた学校に本を届けます。
本当に、少しでも本が味方だと感じてもらえれば、うれしいのだけれど。