赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

お盆休暇

2012-08-17 08:09:00 | 日記
すごく混んでいる高速をぬけて、15日の夜におこなわれる諏訪湖の花火を見に行ってきました。

途中、平山郁夫シルクロード美術館によりました。平山郁夫という画家は、120回以上もシルクロードを訪れたそうです。それで、驚いたことに、夫人も常に同行していたとか。すごいですね。その奥様の影の力があっての、あの画業なのかもしれません。その奥様が館長になられて、当日もいらっしゃいました。そこで、サリーを着てみようというコーナーがあり、わたしが挑戦。 インドの女性になってみました。サリーは着心地がいいですが、むすんだり、ボタンがないので、ちょっと不安です。ただ、一枚の布をまとう文化というのは、おもしろいと思いました。←の写真は、小海線から見えるシルクロード美術館のらくだの像です。

諏訪湖の花火は、今年は40万発だそうで、朝から大変な人ごみ。コンビニには、ビールと枝豆がつみあげられ、朝から浴衣姿のカップルでいっぱいの状態。
通行制限や駐車場の閉鎖などで、動きがとれません。
諏訪湖畔の片倉館という古いお風呂に(千人風呂といわれ昭和の初期にできた)行ったのですが、ここも人数制限ではいれず。結局、なにもせず、花火の時間をひたすら待つ一日。
それでも、孫も着たので義父と義母は、うれしそうでした。

諏訪湖に浮かんでいる初島から花火は、打ち上げられます。そのため、大きな花火ができるのだとか。どーんどーんとお腹の底にひびく音が、花火のだいご味。


見終わった後は、また、混雑の高速をひたすら帰ってきました。そしたら、東京のこの暑さと寝苦しさ。
あーあー、という感じです。(@_@;)


おおかみこどもの雨と雪

2012-08-13 15:07:53 | 日記
昨日、題の映画をみてきました。とても映像がきれいでした。
最初、学生の花がおおかみ男と知り合うところが、国立の大学通り。一ツ橋大学の感じや、大学通りのクリスマスのイルミネーションの感じ、白十字のケーキやなど、とてもリアル。ジブリの映画かと思うくらい、ていねいに取材されて描かれていました。

でも、そのていねいな描き方でつむぐ、ストーリーは所々、ご都合主義がみえます。
突然、おおかみになって走りだすけど、その時、洋服は? パンツは? など、いろいろ考えてしまいます。けど、それを払しょくするくらい、雪の表情はかわいらしく、山々や木々や、古民家など、ありありと書いてあります。
ファンタジーほど、細部が大事だと教わったことがありますが、絵としての細部は申し分なく美しく、観客を酔わせてくれました。

ただ、ただです。ストーリーは、あれでよかったのでしょうか?
おおかみのおとうさん、子どもが生まれて喜ぶシーンがあります。自分の生い立ちと重ねて不安になったりはしなかったのでしょうか? そもそもどうして、おとうさんは、東京で暮らすことを選んだのでしょうか? おおかみの野生の本能は、あの程度なのでしょうか? いろいろ疑問がわき起こってしまいます。そんなこと考えずに、ストーリーを受け入れればいいのに、なまじファンタジー好きだったりすると、いろいろ考えてしまうものなのです。

この作品も見てよかったと思ったのですが、昨年の「サマーウオーズ」のほうが、突拍子もなくて、新しくて、わたしにとっては刺激的だった気がします。みなさんは、どのように見られたでしょうか。

さて、明日から諏訪に向かいます。夫の親たちといっしょに諏訪湖の花火大会を見てきます。高速道路がこまないことを祈っています。


やったー! 女子バレー銅

2012-08-12 07:09:27 | 日記
昨日は興奮しました。女子バレー 銅メダル、うれしいです。
思えば、わたしの小さい時は、バレー漫画がはやった頃です。(年がばれますが)
サインはV アタックNO1 など、バレーものがはやり、バレーも強くオリンピックのたびに男女でメダルをとっていました。バレー部は花形でした。

国分寺に引っ越してきて、おとなりの小平に日立の大きな体育館があり、大林選手が練習してたんだよっと聞き、ほうーと思ったものです。でも、その日立のバレー部もなくなり、バレーは、海外の大きな選手の前に勝ち星が遠のいていました。それが、なんだか、さびしく思えてました。」

今回の女子バレーはチームワークの勝利。本当におめでとうございます。
ロンドンオリンピック、女子パワーがすごかったと思いませんか?
「感動をありがとう」という言葉、やすっぽくて嫌いだったけど、昨日は、テレビにむかって、本当に、がんばってくれてありがとうと思いました。

ただ、テレビ関係者の方にはいいたいことがひとつ。
「このあと、日本選手です」といいつつ、なかなか「このあと」になりません。
このあとって、どのくらいあと? とテレビに聞きたいことが何度も。だって、それにあわせて、お風呂にはいったり、いろいろしたいでしょ。
民放だけでなく、NHKもたびたびつかってました。
「このあと」「もうすぐ」便利なことばといえば、便利に使えそうです。

わたしもいっておこうかな。「このあと、新刊がでます」


灯台9月号と ももたろう、締め切り

2012-08-09 08:23:53 | 日記
『ピアスの星』が雑誌・灯台9月号の今月のおすすめ本、生活童話のコーナーに紹介されました。漆原智良先生が書いています。今回は、灯台 図書委員会・拡大版となっており、きれいなカラー印刷。見開き2ページ本の紹介です。そのはしっこに載せてもらいました。漆原先生、ありがとうございます。


同じ編集者のHさんがてがけた『すごいぞ!「しんかい6500」』山本省三・著もノンフィクションで紹介されていて、こちらも評判がいいそうです。

さて、毎日暑いです。暑い中、同人誌ももたろうの締め切りとも格闘しています。どうにか間に合いそう。今書いている、「蛙沢の三不思議」という作品、連載三回目です。
以前、千葉幹夫先生の妖怪講座を受けたことがあり、一度は妖怪がでてくる話を、と思って書きだしたのですが、なんだかこんがらがってきました。でも、目標は、どうにか最後まで書ききるです。(本当のことをいうと、少しめげそうになってます←小声)

でも、今回、ももたろうが新入会員もはいり大変盛り上がっていて、意欲作がたくさんあつまりそう。ここで古株のわたしが投げ出すのはカッコ悪いと思い、堅くなりかけた頭を一生懸命ゆるーくして、オリンピックのサッカーも早送りで見るなどの苦心をしつつ、なんとかやっと20ページちょっと、がんばりました。

これが終わればK社の再びの書き直し。それがすめばお盆休暇です。

夏の朗読・音楽会&原画展

2012-08-07 07:58:22 | 日記
お友だちの松本聰美さんの新作「アルルおばさんのすきなこと」の朗読会、音楽界、原画展が開催されます。

場所はギャラリー田村 03-3398-5639  阿佐ヶ谷です。

ももたろうの同人、堀田さんのお店阿南の近くかもしれません。詳しくは、国土社にでも。

朗読会 プログラム
8月25日 第1部(11時~) 
         朗読 飯田啓子・黒田庸子(朗読の会「吾亦紅」)
         音楽 いのうえなつこ(クラリネット)
      第2部(14時~)
         朗読 小高久美子・坂順子
         音楽 いのうえなつこ
      第3部(17時~)
         朗読 松本聡美(著者)
         音楽 いのうえなつこ

8月26日 第1部(11時~)
         朗読 児玉絵梨菜(シスターカンパニー「マレビトの会」)
         音楽 いのうえなつこ
      第2部(14時~)
         朗読 児玉絵梨菜
         音楽 いのうえなつこ

          

わたしも、できたら顔をだしたいです。
こういう企画、本人自ら宣伝するのは照れくさいけれど、時間をかけて企画してくれた人のことを考えると、たくさん人が来てほしいから、宣伝しなくちゃと、なかなか複雑な心境ですよね。わたしも講演会の時、そうでした。

いつもひかえめな松本さんも、がんばって宣伝していました。だれからも好かれる松本さんだから、同人誌「ばやし」のみなさんをはじめ、たくさんの方が訪れるでしょう。
そういう方に会いにいくのもおすすめです。だから、わたしは、行くなら第三部の松本聰美さん、朗読がいいなっと思ってます。