赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

高円寺落語まつり

2013-02-17 12:12:54 | 日記
第三回目になる高円寺の落語まつり。
やっぱり、どうしても行きたくて、昨夜行きました。



座・高円寺の小劇場は落語にぴったりの広さ。
四人の落語を聞きました。なかでも、林家彦いちの『熱血・怪談部』というのは、児童文学・童話にもなりそうな、エンターテイメントのストーリー落語でおもしろかったです。国士舘大学を出た体育会系の彦いち。
とくにまくらで、空手部の先輩が寄席を聞きに来た感想が「みんな弱そうだな」っていうのには、笑ってしまいました。
自分のそういう個性をぞんぶんに創作落語にいかしています
個性って大事。でも、それがなかなか自分では気がつかないものなのですね。

それから、四人の落語家がそろって三遊亭白鳥のことを、話題というか、ネタにしていたのがおかしかったです。白鳥人気、ぐんぐん上昇中。こうなると、ファンとしてはわたしが見つけた白鳥なのに・・・と思ってしまうから不思議。売れてほしいような、そうでないような。

さて、昨日は、お昼まで絵本講座。それもみんなの絵本設計図を見るという役割をして、その後、親のところにも顔をだし、落語とハードスケジュール。大変疲れました。
今日は、お昼寝するつもり。

関東だけでながれているテレビ、「うわさの東京マガジン」がどうも国分寺が話題になるそうです。ビデオにとって、あとでゆっくり見ようかな。

from イーハトーヴから 

2013-02-15 18:18:25 | 日記
バレンタインデーも過ぎ、春も近づくはずか、今日は大変寒かったです。
息子のコーラには、チョコもらった?と 聞きたいところが、なぜか聞けません。
娘は、ラムネは、友チョコだけあげたそうです。そろって浮いた話がないのが、悲しい~~。
さて、Beでごいっしょに勉強している、おおぎやなぎちかさんが、ブログfromイーハトーブから児童文学&俳句で『ジャングル村~』をとりあげてくれました。ありがとうございました。

おおぎやなぎさんは、俳人としてかなりのキャリアがある方。以前、国分寺に住んでいらしたことから、お友だちになりました。今は同人誌季節風にはいっています。なかなかの書き手で、本もたくさん読んでいます。

その彼女は今、岩手にいらして、その暮らしの様子をブログに綴っています。とても写真がきれいです。
こんなに雪があって、どんなに寒いかと思ってしまうのは、わたしが東京からあまり出ないからなんでしょうね。雪の風景を見てると、それが写真でも、なんかしーんと心の奥と響きあうような気持ちがします。

さて、先日から準備している、絵本やさんでやるジャングル村の原画展。きれいなちらしもできあがりました。ここにアップしようと思ったのですが、なぜか、スキャナーがうまく作動しません。プリンター、そろそろがたがきているのかな。
今は、セブンイレブンでもスキャンしたものがUSBにとれるとか。チャレンジしてみようと思いまいます。

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お雛さま

2013-02-13 18:28:23 | 日記
ひさしぶりにお雛さまを飾りました。小さな床の間。いつのまにか、お雛さまの下は、本棚になってしまっています。せまい家中、すきまがあれば本棚の我が家です。

上に飾ってある額は、児文協のじゃんけん大会で勝って、ゲットした那須正幹先生の色紙をいれた額。すごい達筆です。
「嘘つきは作家の始まり」
じょうずなうそをつくのが、作家だということですね。

那須先生は、おはがきをいただいても、いつもお習字の先生以上のうまい字で、これをみて、練習しようかと思うのですが、いつもしたことがありません。きっとわたしの手紙の字をみて、あーあと思っていることでしょう。生まれ変わったら、運動神経がいい、字のうまい、男の人になりたいと思います。

お雛さまを飾って、願掛けをしたら、今日、ひとついいことがありました。
お雛さまの御利益のような気がします。明日はあられをたんまりお供えしようと思います。

国分寺の絵本講座、みなさんの思いが伝わるすてきな絵本設計図が集まりました。
土曜日の講座も楽しみです。

花粉がくる

2013-02-12 19:41:13 | 日記
今日は寒くて、雪が降りそうなほど。
でも、2,3日前は暖かく、梅もほころびそうな気温でした。花粉も飛び始めています。
あーあ、また、憂鬱な季節の始まりです。

今日は、病院に行くのにつきあって、予定していた理事会を欠席。この頃、こんなことばかりしています。やんなっちゃうなーとなんとなくやさぐれた気分でいたら、すてきなネコちゃんに出会いました。


なんて気持ちよさそうなのでしょう! 思わずほっこり。横にいっしょに寝転んでしまいたくなりました。ただ、シャッターをおしても、近づいても眠りこんでいるこのネコ、野生の本能は、忘れてしまったのでしょうか? それとも よっぽど人間になれている?
けど、寝ている姿を見せるだけで、わたしのいやな気分がふっとぶのだから、ネコってすごい。いつかネコがいる生活ができるかな~~。

昨年行った、高円寺の演芸祭りが今年も行われています。
連休は、駅前テントで無料の漫才があったそうな。街かどのお店でワンコインで落語が聞けるワンコイン寄席もあります。わたしは、とっても行きたいけれど、うーん、なかなか時間がとれそうもありません。
来年もあることを願って・・・・。

おしかくさま

2013-02-10 06:23:35 | 日記
三月のBeの勉強会の作品を、もう、読んでしまいました。発想が新鮮でおもしろかったから。
『おしかくさま』谷川直子は、第四十九回文藝賞をとった作品。大人向きです。


おしかくさまは、お金の神様。ATMがお社になります。あやしい新興宗教のようなこの神さま。東日本大震災の募金のことなどからみ、おもしろく、また、お金と人間の幸せ、お金で買えないもの、買えるものなど、いろいろ考えさせられるものになっています。

そもそも大震災の募金は、いくらするのか正しいのか? なんて、疑問を書いちゃうからすごい。AKBが、◎億円したなどとの新聞記事が踊る中、穢れてない活性化したお金の使い道をおしかくさまは導いてくれることになっているのですが、それって怪しくない?
だれもが疑いながら、おしかくさまにまきこまれていって、その結果……。

文体は、読みやすいとはいえません。章が変わるわけでもないのに、いきなり一人称の視点がくるくる変わるので、(それも複数)混乱しちゃいそう。だれが、ママで、だれがだれの父なのか、整理しながら読まないと。
ただ、お金や知名度、人気、そういうものに左右されやすい現代のあやうさを皮肉をこめて、書かれていて、児童文学ではありえない世界だけど、なんかこういうものも中、高生が読んでおいたほうがいいかな、なんて思ったりします。今の児童文学に、毒というか皮肉がなさすぎる気がしたりするものですから。
なーんて、えらそうなことをいっても、空につばをはいているようで、おまえは何をかいているんだと言われそう。

次は、伊藤遊の新刊『狛犬の佐助』を読みます。表紙の岡本順の狛犬がかっこよくて、かっこよくて、迷わず買ってしまいました。ひさびさの伊藤遊。ファンタジーを読む前は、いつもわくわくします。