1月の読書会の課題本をひとあし先に読みました。これがすばらしかった。
表紙に金色のななめの線がはいっていますが、これが金つぎの線をあらわしています。三人のかけらを金つぎでつなぎあわせることをあらわしていて、この装丁、いいですね。
京都の町を舞台に、漆とか金つぎとか、日本の伝統芸術にひきつけられて、居場所を見つけていく中学生の物語。
最初、金つぎなんて、中学生にわかるように書けるのかなっと思ったけど、さすがベテランの八束澄子さん、やってのけました。
きっと作者自身が金つぎや漆器や漆に魅せられたのでしょう。しっかり取材されて作品にとけこませています。
おすすめです。
さて、昨日は地元の友だちと、新丸ビルのレストランにいって早めのクリスマスパーティ。
毎年、見に行っているクリスマスツリー、今年も見ました。
丸ビルがこれ
ユーミンがイメージされているそうです。
そして、キッテがこれ
美しかったですよ。ただ、去年よりツリーが小さめな気もしました。
いろいろ物価高騰のせいでしょうか。