赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

工藤純子さん新刊『ルール!』

2023-11-17 10:22:29 | その他

工藤純子さんの話題の新刊、『ルール!』を読みました。

理不尽な校則を自分たちの手でかえようとする中学生たちのことが書かれています。帯は内田良さん、ぴったりです。

校則を変える大変さがひしひしと伝わってきてリアルです。変えたいという意見ばかりでないところも、そうなんだろうなーと。

現在の中学のことをよく知らないと、これは書けないと思いました。

たとえば、登下校中にスマホをしてはいけないとか。なんか、学校を一歩でれば自由じゃんって、わたしは思いますが。

地域の目がこわいんですね。気にして校則がどんどん増えて行く悪循環。

ただね、

わたしは車を運転するのですが、登下校の子どもがあまりにも広がって歩いたり、急に横に飛んだりしてあぶないので、一度、小学校にいおうかと思ったことがあります。交通事故にあってからだと遅いからと。

でも、そういうのもいちいちいわれたら、小学校、大変なんですよね。それで、下校中はおしゃべり禁止なんてルールができたら、つまんないわけだし。むずかしいですよね。

そんないろんなことを考えるほど、つっこんで、リアルによく書かれていました。

最近はだれも書いてなかったこのテーマにしたってところがさすがですね。

 

そして、この作品、来年、児文協でおこなる地方セミナー、岡山セミナーのシンポジウムでもとりあげようと思います。

まだ、夢基金申請中で決定はしてないのですが、シンポジウムは、八束澄子さん、工藤純子さん、天川栄人さんの予定です。

シンポジウムの前のメイン講師は内田良さん。子どもの権利と中心に話していただく予定です。

いろいろ準備していて、楽しいセミナーになりそう。

でも、来年です。今からいったら、鬼が笑いますね。

でも、『ルール!』を読んで、岡山にも行きましょう。

 


週末はビブリオバトル

2023-11-14 09:10:06 | その他

国分寺の街歩きイベント ぶんぶんウォーク始まります。

ぶんぶんウォーク -国分寺再発見 みんなの足あとつけに行こう- (bunbunwalk.com)

国分寺まつりが、市が先導してやっているのに対して、こちらは市民発信の手作りのイベントです。

その中のブックタウンでわたしは、ビブリオバトルをします。

11月19日(日曜日)

国分寺駅ビルセレオ (駅から一分)の9階、レストラン街で14時から。

そこでなんと、佐藤まどかさんもビブリオバトル参戦してくれることになりました。

ムリやり誘いました。佐藤さん、初ビブリオバトルです。

わたしでも佐藤さんでも、どちらもどんな本をどう紹介するか、楽しみに聞きにきてください!

会場はレストラン街の中なので、せまいし、うるさいし、どうなることやらなのですが、国分寺ブックタウン10周年を祝いたいので、がんばります。

また、ビブリオバトルのほかにも市民手作りのたくさんの本にかんする企画があります。

クイズ、占い、イントロでドン!などなど。

テーマが本で遊ぼう!なので。ビブリオバトルだけでなく、ほかの企画も楽しんでください。

 

また、ビブリオバトルといえば、拙著にひとつ反響がありました。ありがたいです。

11/7に「さくらラジオ」という米国居住者向けの日本語インターネットラジオにて
『5分で本を語れ チームでビブリオバトル!』が紹介されました。
 
本放送は米国内限定とのことです。
 

絵本『ヨルとアサ』いしみずズコ

2023-11-11 17:57:27 | その他

いしみずさんが絵本を送ってくれました。これは2022年東京展に出品されたものです。東京展は美術の祭典。その中にてづくり絵本の部門もあります。そこで、みごと、東京展賞を受賞した作品だそうです。

これはすばらしい絵本です。布でくるまれた表紙に金色の文字。

中の絵も、おさえられた色が味わい深いです。

ご自分で、装丁などよくよく考え、こだわってつくられたのがわかります。

いしみずさんと知り合ったのは、もう、ずいぶん前。千葉幹夫先生の妖怪講座にいったとき、おしゃべりしました。

そのときは、いしみずさん、かなり若かったはず。

あれから、何年たったのでしょうね。千葉先生も喜んでいると思います。会えないのがさびしいですよね。

いしみずさん、渾身の作の絵本、内容もぐっとくるいい文章になっています。

いしみずズコ 絵本の扉 (amebaownd.com)


うれしいお知らせ ふたつ

2023-11-10 09:21:11 | その他

昨日、帰ってきたら、うれしい知らせがはいっていました。

『ひと箱本屋とひみつの友だち』重版出来! たくさんの方のおかげだと思います。

ありがとうございます。

また、以前だした本のことで、うれしいニュースがあり。

イラストを担当してくれたサトウユカさんが、反響をインスタに書いてくれました。

波紋を起こす|サトウユカ @kautocircus #note
https://note.com/kautocircus/n/n722f51a77733

そうです。『わたしらしくCジャンプ』を読んでくれたこともきっかけになってくれたようで、これを読んだときは、感涙です。

この本を書いたときのことも思いだしました。

SDGsもまったく知らないで、勉強するところから始めました。

そして、その勉強が、先に書いた『ひと箱本屋とひみつの友だち』につながっていったのかもと思っています。

サトウユカさん、知らせてくださり、本当にありがとう。

サトウユカさんのイラストは踊ることの楽しさがあふれるようで、生き生きと動きがかけていて、すばらしいと思いました。

大人になって、チアダンスを好きになり、先生になったサトウユカさん、いつかお会いしたいです。


一日講座、満席になりました!

2023-11-08 09:08:02 | その他

これはもっと早くお伝えしないとならなかったのですが、十二月十日の一日講座、満席になりました。ありがとうございます。

安田夏菜さんとその編集を担当した講談社の編集長、片寄さんの話が聞けるとあって、出だしから好調でした。

ただ、あとで申し込めばいいと思ってのんびりしていた人もいると思います。そういう方もだいじょうぶ。

アーカーブがでると思うので、ぜひ、そのとき、購入してください。児文協のホームページを見てくださいね。

それと、質問はまだ受付中です。

できたら、みんなで共有できる質問がいいんですよ。

たとえば、「わたしは忙しくて書く時間がとれないけど、それでも作家になれますか?」みたいなのはとても答えにくいです。

「書く時間を確保するために、どんなことをしていますか?」 だと、多くの人に共有できる悩みですし、答えるほうも自分の工夫していることをいいやすいです。

質問したいけど、やっぱ恥ずかしいと思わず、勇気をだいて質問してくださいね。

きっとその一歩の勇気が、いい作品にもつながっていきますから。

 

また、組織部の部長として、新入会員の集いの企画もしています。

こちらは、会員のみの参加ですが、まはら三桃さん、山崎ナオコーラさんがミニ講演をしてくれます。

こちらも注目してください!

一月二十七日(土)、新入会員はもちろん、会員ならどなたでも無料、オンラインです。