昨日(21日)は日本列島が大いに揺れましたねえ、メキシコチームに劇的なサヨナラ勝ち!
今日の決勝はアメリカ相手の「乾坤一擲(けんこんいってき)の大勝負」、世界中から注目といきたいところだがそうは簡単に問屋が卸さない(笑)。
前回のブログ「ヨーロッパで野球が・・」の中で問題提起(?)しておいた日本と同じ島国なのに「イギリスで野球が広まらない理由」について、厚かましくも南スコットランド在住の「ウマ」さんにご考察をお願いしたところ、さっそく下記のメールをいただいた。
タイトルは「野球? なんだそれ?」
「英国で、なぜ野球が普及しないのか?
これ、理由はいくつか考えられますね。一応、私見とお断りしておきますが…
そもそもアメリカというのはかつて新大陸だった。迫害を受けた清教徒たちが、メイフラワー号で新大陸に艱難辛苦のすえ上陸した心意気は、ドボルザークが「新世界より」で表現しています。
ですから「アメリカ人」というのは「アメリカ人になった人」というのが正しいでしょう。
西回りでインドを目指したコロンブスの誤解で、本来のアメリカ原住民を「インド人(インディアン)」と呼んでしまった。
この大間違いは、本来のアメリカ人であるインディアンの方々にはいい迷惑で、彼らこそ本当のアメリカ人です。そんな本当のアメリカ人を、よそからやって来た連中が迫害したのはけしからんですよね。
この大間違いは、本来のアメリカ人であるインディアンの方々にはいい迷惑で、彼らこそ本当のアメリカ人です。そんな本当のアメリカ人を、よそからやって来た連中が迫害したのはけしからんですよね。
さて、清教徒以降、主にヨーロッパから実に多くの人々が新大陸に移動しました。もちろん、スコットランドで食べれなかった人たちも例外ではありません。
で、ここからが重要です…
実は、僕は、何度も経験しているんだけど、英国も含め、ヨーロッパの人たちが、意識的、無意識的にアメリカ及びアメリカ人を、やや下に見ていることです。
口には出さないけど「ヨーロッパで食えなかった奴ら」という潜在意識が今でも若干あると思う。英国人がアメリカ人の英語をバカにしている現場は何度も見てきました。
口には出さないけど「ヨーロッパで食えなかった奴ら」という潜在意識が今でも若干あると思う。英国人がアメリカ人の英語をバカにしている現場は何度も見てきました。
そんなアメリカで大人気のベースボール…やっぱり馬鹿にしたくなるんじゃないかなあ…というのが、僕の意見の、ま、第一番目です。
野球が普及しない第二の理由は、サッカーが国技と言っていいほど盛んで野球の入り込む余地がないこと。
第三の理由は、クリケットもファンが多く、クリケットをもとに出来た野球を下に見ていること。
野球が普及しない第二の理由は、サッカーが国技と言っていいほど盛んで野球の入り込む余地がないこと。
第三の理由は、クリケットもファンが多く、クリケットをもとに出来た野球を下に見ていること。
こちらのサッカー場のチケット売り場には騎馬警官が警戒しているし、ビールなどアルコールはご法度です。観客はほとんど男です。
ラグビーの場合は、老若男女とも盛大にビールを飲んで観戦し、大きなゲームはまるでお祭りで、若い女の子もすごく多いね。
ラグビーの場合は、老若男女とも盛大にビールを飲んで観戦し、大きなゲームはまるでお祭りで、若い女の子もすごく多いね。
だから、僕なんか、ビールが飲めるラグビーや野球がいいなあ。」
なるほど、「ヨーロッパで食えなかった奴らですか・・」、言い換えると「借金を踏み倒して夜逃げした連中」といえば具体的なイメージが湧いてくる、かな(笑)。
日本とヨーロッパではアメリカ人に対する見方が随分違うようで、これはやはり現地に実際に住んでみないとわからない視点だと思います。
「成り上がり者」という感覚が根底にあるようですが、アメリカの弱点はバックボーンになるしっかりとした伝統と歴史に欠けていることでしょうか。
いまだに(気品に欠ける)「トランプ」(前大統領)さんがアメリカで人気がある理由がわかるような気がします・・(笑)。
「ヨーロッパでなぜ野球が・・」について、(国の侮辱に繋がるので)あまり大きな声で言えないけれど、この辺が隠された本質的な理由かもしれませんね。
オーディオだって「ブリティッシュサウンド」と「アメリカンサウンド」のどうしようもない違いに「お国柄」をほとほと意識することがありますよ。
我が家では両者の ”いいとこどり” をするよう心掛けていますけどね(笑)。
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