《まったく男が男に惚れるってのは厄介(やっけぇ)なもんだ。
昭和浪曲でも人気のご存知「清水次郞長」が、町田版痛快コメディ(ときどきBL)として、現代に蘇る!
文政三年、「正月元日に生まれた子供は将来、途轍もない賢才になる。ところがもしそうならなかった場合は極悪人になる」という言い伝えから、生まれてすぐ養子に出された長五郞=次郞長。生来の荒くれ者である次郞長が、養父母との確執や同級生・福太郞への初恋を経て、国を捨てやくざの世界で「男になる」までの心理を繊細かつ軽快に描く。》
テンポ良く、読みやすく、面白い本で・・、本書の内容とは関係ないけれど、遠い昔、テレビドラマ(『清水次郎長』?)を面白く見た時の数場面が思い出されました。
(22/03/14画像借りました。)