《高貴な身分を捨てた青年が時代を切り拓く。
歴史小説の第一人者が手がける大河小説、堂々の開幕!
中国・春秋戦国時代、周王朝末期。弱体化した国を守るため人質として燕に送られることになった王子稜。その途上、父王から託された燕王宛の書翰の内容を知る。そこには、これを持参した王子を殺すようにと書かれていた。王宮内の陰謀に巻き込まれたことを知った稜は、身分を捨て運命を天に委ねることに決める。折しも、強国趙の幼い二人の公子を賊の襲撃から助けたばかり。二公子の臣下の求めに応じ、王子稜は商人「公孫龍」として趙の都を目指す。そして運命は変転を始めた――。》
書架を見ていた時、久し振りにこの著者の名が目に留まり・・、巻三だったので、著者別棚に行って巻一を見つけ、借りました。
史書をベースの物語なら、主人公の活躍が超人的になるのは止むを得ないのだろうと思いつつ・・、古い時代の中国の歴史(権力闘争)は興味深く、何冊読んでも・・、まだ飽きない。
文字数は少なくて読みやすいけれど、登場人物が多くて何度も前のページを繰って・・、それでも、割と早く読み進める事が出来ました。
(画像借りました。)
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