「豊臣秀吉の朝鮮出兵により侵略の風が吹き荒れる東アジアを、三つの視点から克明に綴る。
島 津 戦を厭いながらも、戦のなかでしか生きられない侍大将
朝鮮国 被差別民でありながら、儒学を修めたいと願う青年
琉球国 自国を愛し、「誠を尽くす」ことを信条に任務につく官人」
「麒麟がくる」の斎藤道三1556年没。
島津の九州制圧~豊臣秀吉の九州平定(島津攻め)1586~1587年、秀吉の死(朝鮮出兵(慶長の役)終結)1598年、薩摩藩の琉球侵攻1609年。
九州で戦い、朝鮮で戦い、琉球で戦うが、生きる意味を問い続ける島津の侍大将、
儒者として礼をもって人に生を説き、人を人にしようとする朝鮮の青年、
誠をつくし、相容れない者同士が敬しあい共に生きるための術が礼とする琉球の官人、
彼らは、戦いの後「守礼之邦」の扁額の下で再会し・・、「生きる」を確認する・・。
(20/04/13撮影)
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