知床峠を車で通った人なら入浴した方の多い羅臼温泉「熊の湯」は有名な無料の露天風呂である。(寄付金箱は設置されている)私の北海道知床方面の観光は今回で3回目だが最初の訪問時(2009年)は2回入浴したので今回は4回目の入浴で前回は2014年であった。此の時は朝の清掃時間と重なり1時間程外で待機する事に成ったので今回は06時30分頃に熊の湯に入る橋の手前の駐車場に車を停めた。
車を降りると年配の人が橋を渡って出てきた処で「今なら誰も入って居らず一番風呂だよ早く早く!」と急きたてられたが貴方が先に入ったのだから二番風呂では??今回は家内も一緒だったので例の衣装ケースから其々の着替えを取り出して最初の写真の「熊の湯」の建物へと進んだ。女湯は板塀で囲まれて居るが男湯は脱衣所は建物の中に有るが浴槽は木々に囲まれた自然界に保々円形の浴槽が有るだけの写真通りの完全露天風呂?此の姿は初めて入浴した9年前とは殆ど変っては居ない。此の熊の湯の最大の特徴は湯温度が高い事と地元の人が入浴して居る場合だと勝手に水を入れ様とすると直ぐに叱られる事、此処にはスキンヘッドの名物小父さんが居て初めての入浴者は余りにも熱いので我慢出来なく成り勝手に水を入れ様とすると即座にお叱りを頂く事に成る。此処は地元の方が清掃維持管理をされて居るので致し方無い事だが初めて経験する人なら湯温もそうだが其の威圧感に少しびびって仕舞う事だろう。此の湯温度は何回か浴槽に入る度に慣れて来るが確かに最初は可也熱く感じる。私は好んで熱い湯が好きではないが我慢出来ずに根を上げた事は一度も無いし此の熊の湯より熱い温度の温泉を何箇所か経験している。今回も最初に入った時は少し熱いなと思ったが二回目からは問題は無かった。
此の温泉の湯温度が高い分だけ風呂から上がった時の爽快感は又格別で此の温泉に人気が有るのは泉質の良さも当然だが知床の熊の湯の湯温度が高い事が噂が噂を呼び其の事に挑戦したり経験したい気持ちと其の後の爽快感も多分に影響して居る様に思えて成らない。私が最初に此の温泉に訪れた動機は正に其の噂への挑戦であった。
風呂の出口で家内と会って一番に「熱かっただろう浴槽に浸かれたか?」と聞いたら「事前に聞いて居たが想像以上に凄く熱くてビックリしたが一回は短時間ながら浴槽に浸かった」と答えて浴場内に書いて有る注意書きの事に触れて「此れを読む時間の余裕が無い者は入らず帰れ!」とか「水を加える場合は人数は忘れたが感じとして半数以上の同意が無い場合は入れるな!」的な事が書いてあってお父さんの事前の話し通りだったと言って居た。車に乗った所で足首を見せてくれたが赤く成って居て其れが消えるまでには暫くの時間が掛かった。女湯は誰も居らず一人であったらしいが水を入れるにしても方法も解からず其の侭に入浴したらしく家内は遂に知床の名湯「熊の湯」の体験者と成った。
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