阿寒湖畔を出発して阿寒横断道路を摩周湖方面に走行中に途中に在るパンケトー湖とペンケトー湖が見られる二湖台の駐車場に立ち寄り本来なら見られるパンケトー湖とペンケトー湖方面を見たが濃い霧で100m先が見えない状況に此の後に行く摩周湖の湖面が見え無い事が保々確定してガックリポン状態に・・・・・・
其の後に阿寒横断道路で弟子屈町に向かい「道の駅 摩周温泉」で休憩を取った。此処に立ち寄った理由は此の道の駅には例年綺麗な花が咲き誇っており、今年の道内の花の開花状況を確認したかったからで昨年、6月の下旬頃に此処にお邪魔した時には花が殆ど咲いて居らず、其の後に訪れた花が目玉の観光地である美瑛や富良野方面の開花状況は良く無く、残念な結果に終わって居たので今年は出発時期を保々1ヶ月ほど遅らせて対応したので此の道の駅の開花状況が一つの目安に成ると考えて居た。
道の駅・摩周温泉を出発しルート52を摩周第一展望台方面へと向かったが弟子屈の町筋と第1展望台の標高差は約450mHほどの在り町筋から300mH程上がった時は有視界が50m程あったが多分第一展望台の1Kmほど手前から段々と濃霧で視界が無く成り、一番上がり切ったと思える場所では2~3m先のセンター・ラインが僅かに確認出来る程度の視界しか無く。此の様な経験をした事が無い女性陣は「怖い、怖い!」を連発して居た。然し途中で引き返す道も無いし、此の視界でUターンする事は危険極まり無い事なので仕方無く直進するしか方法は無く自転車の速度でユックリと進んだが過去に何度も通り慣れた此の道から第一駐車場に入る手前のフェンスさえ全く確認する事が出来ず入る事が出来なかったので其の侭、進むしか方法は無く其の後に目視出来たのは第3駐車場に(道路の側帯)に停まっている大型のキャンピング・カーであった。
此処は「霧の摩周湖」と言われるだけに非常に霧が立ち込める確率の高い場所だが、此れ程までの濃霧に出くわした経験は初めてで、運転者の立場上、平静を装っていた私だが内心は可也ビビッテいた。第3駐車場で少し視界が開けたので「此処で暫く停車して霧が晴れるか?様子見する。」と聞いたら家内が顔色を変えて「無理、無理、早く下に降りよう!」と言い出し、硫黄山方面へと下る事に成った。従って此の時の摩周湖の写真は無い。
然し此の弟子屈の町は、以前にも此のブログに書き込んだが 如何も過去から私には相性が悪く、初めて訪れた2009年には摩周湖第三駐車場で移動運用中の朝に急に相手の信号が受信出来なく成ったので外に出て見たら?台風の様な強風で逆Vアンテナの片側のエレメントがバランの部分で破断し道路に飛び、観光バスを停めていたり、場所は多分、和琴温泉の無料の露天風呂に入って居た間と思うのだが?車上荒しか?財布を(健康保険証と運転免許証は財布の中に入れて居た)無くし、家から送金をして貰う為に郵便局に出向いて新規口座を開こうとしたら「運転免許証が無ければ口座は開けない。」と言われたので別にして居たアマチュア無線の免許証を出し「此れも国家資格なので此れで御願いします。」と藁にも縋る、思いで御願いしたが郵便貯金法令を取り出し調べた結果、「申し訳ないが前例が無いので駄目!」と断わられ、仕方が無いので警察に被害届を出しに行ったら「ハッキリと盗られた場所が確定出来ない場合は盗難届出は受理出来ない」と言われ届出は落し物扱いと成った。仕方が無いので此の警察の住所に徳島から現金書留でお金送って貰うので此処の住所を(送金を)使わせて貰いたいと頼んだら其れも駄目であった。最終的に別にして居たお金でビジネス・ホテルに泊まり其処に現金書留で送金して貰い、後半の旅を運転免許証無しの心細い旅をする事に成った。又、2010年の移動運用時にはグラス・ファイバーの振り出し式パイプの一部を走行中に落として無くしたり、美幌峠の弟子屈町側で移動運用中には強風で釣竿アンテナが壊れたり、思い返すと散々な目にあっている。無線の移動運用も過去に此の町から4回程、行って居るのだが1回当たりの交信実績は振るわず一番多く交信した時でも交信数は200局を超えた事が無く、私の全国各地への移動運用実績としては最低の部類に入る。
此の町で唯一良かった事と言えば2014年(三回目の北海道内移動運用中)に美幌峠で釧路市の三橋さん(JE8DVU)と凄い濃霧の中で長時間のアイボールQSOが出来た事位か、然し此の時も弟子屈町での負の連鎖は三橋さんに乗り移った様で此の後で風邪を引かれたとか・・・・・兎に角、此の町は私にとって色んな意味で非常にインパクトのある町で然も私が全国を廻って一番素晴らしいと思う大好きな摩周湖のある町で「今回の旅行が摩周湖の見納めか?」と此の時と後日の二度に渡り臨んだが残念ながら摩周ブルーに輝く湖面を見る事は叶わなかった。