昔から「梅雨明け10日」と云われ梅雨が明けると晴天が続く、今年の四国地方は正に其の通りの展開で北海道から帰ったとたんに四国地方は梅雨明けし、其の後の10日間は気温が上がり可也暑い毎日が続いて居る。
帰ってからは日々、一応、午前中の10時前後と午後の14時前後はハイバンドを聞いてみるのだが18~50MHz帯の国内コンディションは余り良く無い感じだ。其の中でも18MHz帯は時折、国内の信号が聞えて居るが其の大半は此の周波数帯の主の様な存在の局で其の殆どが既にQSO済みで目新しさは殆ど無く、毎日ワッチはする物のSWL局状態で交信する事無く無線機の電源を落とす毎日であった。
今日はF・Dコンテストが開催される日なので50Mhz帯で高い山に上がり移動運用をする局に期待して朝の9時頃から他事をしながらワッチをして居た。此の時間帯で聞えて来る信号は5エリアと3エリア内の移動局がコンテスト前の飛んでるチェックをして居る信号が5~6局聞えるのみであった。断続的にバンド内をサーチして居たら09:20JST頃からQSBを伴いながら田中さん(JA1IQU/1)の信号が42~43の信号強度で入感し始めた。「珍しく関東エリアの信号が聞えているなぁ~」と思いながらも此方が呼掛けても多分此方の電波は相手には届かないだろうと思い暫く其の周波数を聞いて居た。やがて信号強度がQSBはあるものの59まで上がった所で呼掛けの準備をして09:43JSTに呼掛けたら直ぐに応答が在り相手からは59が帰って来た。運用移動地を確認したら山梨県南都留郡鳴沢村(17008G)の1800mH位からのQRVとか、道理で強力な筈だ。途中で緩やかなQSBはあったが相手の信号がノイズの中に沈む心配も無く比較的ゆっくりとQSOする事が出来た。QSOデータをターボ・ハムログに打ち込んだら随分久し振りと成る1ヶ月振りの交信であった。
現在の芳しく無いハイバンドの(特に50MHz帯)コンディションで交信数を稼ぐにはコンテストを利用する方法しか期待出来ない状態、明日の午前中は少し気合を入れてワッチする予定、現在の此の時間帯は既にF・Dコンテストは開催されて居るが聞えて来るのはCWモードでCQを連発して居る7局とSSBモードでは2局程しか聞えて来ない寂しい限りである。