車の内部の改装は昨日に保々終わったので今日から天井に取り付けているキャリアの改造に取り掛かった。現在の車に乗換えた時、軽四で長期移動運用をすると結構な荷物が有るので無線機とDC電源は車の屋根に取り付けているルーフ・ボックスの中に設置して車内の中のスペースを少しでも確保する様に工夫した。
無線機の制御は前面パネルだけ室内に置いて運用面では結構便利であったが2010年のピョンピョン二世号での最初の北海道、東北の移動運用(2ヶ月半)を終えて帰って来たらキャリアベース(INNO IN-MD)を取り付けている屋根の雨どい部分がルーフ・ボックス内の荷物と伸縮ポールや、アンテナ機材の重さに耐え切れず下に垂れ下がり最終的には後部のスライド・ドアが開かなくなってしまった。帰って来て直ぐに修理に出したら雨どい部分が金属疲労で割れて穴が開いていた。運用面では静かで快適だったが真夏の移動運用時には放熱のためにルーフ・ボックスを半開きにする必要が有り、雨降りと強風時には少し問題が有った。
次の年から此の方法は止めて無線機関係は車内に戻す事にしたが次の沖縄と九州の移動運用から帰ると以前ほどでは無いが矢張り同じ様にキャリアベースを取付けている雨どい部分が変形し垂れ下がった。其の当時は80cmの間隔のキャリアベース一組に(IN-MD)に伸縮ポールを渡し掛け固定していたが車が悪路でバウンドをする度にポールの両先端が大きく上下に揺れてしゃくる感じの重力が掛かり変形する事が解った。
次の9,0,2,1エリヤの移動時には上記の問題をクリヤーするためキャリア・バー2本に直行するステンレスの角パイプを車の両脇に取付け其の前、後ろの先端にキャリア・バーに平行に同じキャリア・バーを取付けた。全ての加重は以前と同じ様に一対のIN-MDが受止めるのだが悪路に於けるアンテナマストの両先端の衝撃を前後のバーで受止めて少なくする様に改造した。
此の方法は可也効果が出て上手く行ったが 今回は上手く行くか如何か?解らないが車両の先端のバーに仰角ローターを取り付けてアンテナを立ち上げようとするので現状の状態では強度的に難しいとの判断で、もう一組のIN-MDセットを12000円で購入し最先端のバーと最高部のバーの手前に取付けて強化を図った。従って現在はキャリア・ベースは4個付いた状態で軽四の屋根が物々しい状況に成って居る。
今回は急な発案で仰角ローターの固定版を金属で作るのが間に合わなかったので今日、コンパネで作成した。今日の昼からは取り付け台を作るためにステンの角パイプに穴を開けようとしたら安物の各種刃先10本組1400円の刃先では駄目で折れるか刃先が焼けてしまい穴が開かない始末、明日早朝に兄の会社の作業用ボール盤で穴を開ける事とした。良からぬ事を考えたら要らぬ出費となったが考えは更にエスカレート、仰角ローターに3m長のパイプを取り付け其の上に3m長のカツオの一本釣竿を被せて逆Vを張れば車高も入れると7mH位は確保出来そう「ただ無事に垂直に立ち上がればの話だが?」今日も昼間の暑い最中にこの様な馬鹿げた事を考えながら作業していた。無線馬鹿は矢張り死ななきゃ直らない様である。