屈斜路プリンス・ホテルを出発しパイロット道路を弟子屈方面に向かい途中を左折して屈斜路湖の東側サイドを北上すると砂湯が見えて来た。早朝だったので観光客は誰も居らず寂しい感じ、此処は湖面近くの砂場を掘ると温泉が湧き出る事を家内に説明をしたら早速温泉溜まりに手を入れて確認して居たが「結構な温度だった!」と驚いて居た。此処の売店前には大きな恐竜が展示されて居たが其の恐竜の姿も消えて居た。
其の後に「硫黄山」の横を通ったら家内が「此処を見たい!」と言い出し立ち寄る事にした。正直な所、此処は岩場から蒸気と共にイオウが噴出している何の変哲も無い景色が広がって居るだけの場所なのだが何故か?家内のお気に入りの場所で昨年に続き一番奥まで進み可也熱心に見学して居たが義姉と私は一番手前の噴出口を見たら足場の悪い奥には行く気に成らず直ぐに引き返した。
川湯温泉街を抜けてルート391を小清水峠の方に向かい途中で左折してルート102を山側に上がり、藻琴山展望台に向かった。此処は昨日とは全く逆の屈斜路湖を北側から展望できる場所で昨年は湖面に霧が出て殆ど見られなかったが今年は日本国内では最大で世界では2番目の大きさのカルデラ湖の湖面全体を見る事が出来た。(昨日に行ったパンケトー湖、摩周湖、美幌峠は濃霧の為に景色が全く見られずガッカリしたが此の日に漸く屈斜路湖が見られた。)此の日も残念な事に摩周湖は濃い霧に包まれ其の姿を現す事は無かった。