最近私は新聞を全く見なく成ったのですが其の理由は先ずは記事全体が面白くない事、其々の記事に対する偏向報道が多い事、特に野党と同じで単に現在の政権を批判するばかりで其れも直近して居る重大な問題は避けて取り止めもない事を延々と垂れ流す様を見ると新聞を見る気には成れない。
最近はインターネットを駆使して情報を探れば各種各様のニュースや情報が多量に無償で閲覧出来る事から一社の新聞の記事に片寄る事無く客観的に比較対照して読み取る事が出来る。勿論インターネットの情報の中には好い加減な情報も多量に含まれて居るので其の多量な情報の中でどれがより正確な情報で有るのか?読み取る力量は其々の個人には必要に成るのだが一つの新聞記事を正確な情報として受け取る寄りは自分成りに取捨選択できる分だけ自由さが有るし仮に間違った方を選択したとしても其処には相手から一方的に押し付けられた物で無く自分の考えで選択した分だけ自由さがある。
昨今、何かと騒がしい隣国の中国や韓国、北朝鮮、一寸離れたロシアと日本との問題等に関して何かと気に成る事が多く私は心配と云うか?興味がある。特に軍事的に巨大化する中国は日本にとって最大の脅威であり現在の共産党政府の目標は現在の太平洋を二分して東側半分をアメリカが半分の西側の覇権を中国が握り最終的には世界の覇権を目論む事に邁進して居る。
現在のアメリカが中国と何かと遣り合って居るのは貿易相手としての旨味がある事も有って此れまで寛大な対応で進めれば経済的に豊かに成り将来はもしや民主的な国家に成るのでは?の期待感で進めてきたが中国の経済的成長が進むと民主化は余り進まず其の財源を軍事拡張に注ぎ込み其の力はもはやアメリカとしては無視できない程に膨張し堪忍袋の緒が切れた状態と成ってトランプさん「こら中国、大概めにしとけよ!」状態に思えて成らない。其の様な状態に日本は「労働力確保の為に外国人の受け入れ」を考えている。受け入れ相手を敵対して居る中国人と韓国人を除く国からからの受け入れなら未だ辛抱出来るが、いざ受け入れと成ると此の国からの受け入れが有るだろうし此れは一寸拙いのでは?と考えるのは私一人では無いと思うのだが・・・・・
ただ此れは私の先入観から来る事かも知れないし私自身が其れ程に中国の事は解かって居ないので中国史を少し勉強する事にした。よく中国4000年の歴史と云うが世界四大文明の発祥地で有り広大な面積と人口、そして資源も有る国なので本来なら日本が足元にも及ばない発展した筈の国が如何して現在の姿なのか?非常に興味が湧く、中国と言えば日本人の頭に浮かぶのが先ず馴染みの論語である。今回は日本人と中国人を比較した。孔子の75代目の孔健先生と渡部昇一先生の著書と宮脇淳子さんの著書「真実の中国史」を読んだが段々と中国の歴史を知りながら何と無く中国の御国柄が見えて来た。
中国4000~5000年の歴史とは言われて居るが途中で世情が乱れると統治者が変り其の前の統治者の親族は9親等までに及ぶ粛清が行われ根絶やしにされ其れまでの歴史は抹殺され全く違った国と成っている。反して日本国は今年は皇紀2678年に当たり男子一系の血筋の天皇は途絶える事無く現在まで続き此の歴史的事実は世界でも類が無い。日本では政務を行う歴代の事実上の統治者でも天皇の命に寄り統治し天皇を亡き者にし自分が天皇に成る等は恐れ多くて出来無かった様だ。反して現在の中華人民共和国は建国されたのが1949年で僅か69年にしか成って居らず中国は国名が変る度に国としての歴史が寸断された全く別の物に成って仕舞い現在に至って居り此の違いが矢張り大きい様に思える。何と驚いた事に中国広と言えども2500年間に及ぶ正確な家系図が残って居るのは孔子一族しか無いそうで驚きの事実である。相手の国を理解するには其の国の歴史を知る事が一番で有り今回の本を通じて中国に対する歴史的興味が更に湧いて来た。今後更に色んな本を読んでみようと思って居る。