パオと高床

あこがれの移動と定住

安永徹・市野あゆみと九州交響楽団

2007-07-16 01:23:16 | 雑感
またまた、コンサートに行く。モーツァルトの交響曲41番「ジュピター」とピアノ協奏曲22番にバッハのヴァイオリン協奏曲1番。曲からいっても、安心して楽しめるもの。安永徹のヴァイオリンの音がよかった。
指揮者がいない形式だったので、全体のアンサンブルはちょっとと思うところもあったが、幸せになれる曲に包まれた気分。交響曲41番は、いろいろあるかもしれないけれど、もうこれで交響曲の作曲は終わりだよって思わせるものがある。しかもハ長調だ。第一楽章に酔い、終楽章の降ってくる音の流れの心地よさは、やっぱり、いいよモーツァルト。
バッハの旋律は、そのくり返しの美しさと厳かな佇まいにうれしくなる。
九州交響楽団、がんばって下さい。