「ワーカーズ」をポレポレ東中野に見に行ってきました!
「ワーカーズ」 http://www.workers-movie.com/
協同労働、このような働き方があるのを初めて知りました。
自分たちで出資して、自分たちで給料も決める。
映画では東京都墨田区での様子を紹介しています。
「介護」の分野って、働く人の給料の待遇などが厳しくて介護士が
定着しないとか、いろいろと厳しいことが多いと認識していました。
しかも映画の中で松本ヒロさんが法律が変わって、今までヘルパーさんの
サービス時間の単位が1時間だったのが、45分に変えられてしまい
洗濯ができなくなったんだってことをお話ししていました。
人生の中で避けて通れない「介護」の問題。自分の親の介護、そして
いずれ自分が介護を受ける立場になる、、、。
そんな介護の現場、墨田区のあゆみケアサービスが紹介されています。
サービスを受ける人に寄り添って、心と心を通わせるようなあり方に
胸があたたかくなります。
一人ひとりはとても弱いけど、弱くてもみんなで力を合わせてやっていく
方法があるよ、とヒントをもらったような気がします。
ワーカーズコープは、映画「しあわせの経済学」で言われていた
グローバル化の対極にあるローカリゼーション的な働き方ではないでしょうか。
また映画の中に登場した高浜さんは、元中学校教師で教師をやめられて
いきいきプラザのトレーニング指導員として働いていらっしゃいます。
高浜さんは、中学校教師時代の思い出ややめることになったいきさつなど
を語っていらっしゃいますが、身につまされるものがありました。
「働く」ということについて考えるため、ぜひたくさんの人にこの
映画を見ていただきたいと思います。
「ワーカーズ」の映画全体に流れているのが森康行監督の
あたたかいまなざしです。
東京下町、墨田に暮らす人たちが語る言葉になんともいえない
あたたかさと親しみを感じます。
ポレポレ東中野で上映中です!
ワーカーズ ホームページより転載---------------
■2/9(土)~2/22(金)連日12:30~(1日1回)
※整理券(映画鑑賞分):毎朝10:40~すべての回の整理券を発行
※本作半券持参でトークイベントのみの観覧も可能
■料金
前売:1200円(劇場窓口・チケットぴあ Pコード:464-512)
TEL:03-3371-0088(劇場)/FAX:03-3362-0083