火曜日の二宮町の教室に向かうべく、本厚木駅の南口に来ました。ここからバスで平塚に向かいます。
駅の改札の前を通り過ぎて南口の近くに来たら、どこからともなく三味線の音が、しかも録音ではない生の音が聞こえてきたのです。「?」と思って南口に出てみたら、駅ビルの本屋のウィンドウの前で、このおじさんが太棹を弾いていたのです。
始めは聞き取り難い声で何やら弾き語りをしていたのですが、そのうち糸を合わせると、じょんから節を弾きだしたのです。これがなかなかの聞き応えで、しばらく聴き入ってしまいました。いわゆるゴゼさん(旅周りの盲目の弾き手)ではありませんでしたが、鍛練のあとが垣間見える力演でした。
他にも何人か聞いていたのですが、皆それぞれに三々五々立ち去っていってしまうのです。あの、こういうものを足を止めて楽しんだからには、ちゃんと投げ銭をしていくのが礼儀ですからね…ということで、勿論私はいくばくか置いてからバスに乗ったのでした。
駅の改札の前を通り過ぎて南口の近くに来たら、どこからともなく三味線の音が、しかも録音ではない生の音が聞こえてきたのです。「?」と思って南口に出てみたら、駅ビルの本屋のウィンドウの前で、このおじさんが太棹を弾いていたのです。
始めは聞き取り難い声で何やら弾き語りをしていたのですが、そのうち糸を合わせると、じょんから節を弾きだしたのです。これがなかなかの聞き応えで、しばらく聴き入ってしまいました。いわゆるゴゼさん(旅周りの盲目の弾き手)ではありませんでしたが、鍛練のあとが垣間見える力演でした。
他にも何人か聞いていたのですが、皆それぞれに三々五々立ち去っていってしまうのです。あの、こういうものを足を止めて楽しんだからには、ちゃんと投げ銭をしていくのが礼儀ですからね…ということで、勿論私はいくばくか置いてからバスに乗ったのでした。