共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

春の雪

2014年02月04日 19時58分04秒 | 日記
天気予報の通り、午後から雨が雪へと変わっていきました。二宮町に向かう頃にはピークを迎え、10m先の景色が激しく降りしきる雪で白く煙るように見えた程です。

バスに揺られて二宮町生涯学習センター・ラディアンに到着した頃には、差した傘に雪の粒が幾重にも重なり、一足毎に重くなっていきました。ラディアンの前庭は御覧のように、うっすらとではありますが雪化粧していました。

二宮町や隣の大磯町は、この辺りではあまり雪が降らないことで知られていて『他所は雪でも、ここは雨』と言われるくらいなのです。そこに雪が降ったということは、相当強力な雪雲と寒波が襲来した…ということになりそうです。

一晩置いて明日になったら、残った雪が凍って道端に固まっていることでしょう。明日の通勤・通学は、各自御足元にくれぐれも気をつけて下さいませ。
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何かイヤ…

2014年02月04日 15時25分51秒 | 日記
昨日の節分から一夜明けて今日は立春、暦の上では今日から春でございます。

が…今朝起きてビックリ、何でしょう、この寒さ!ウェザーニュースでは『立春寒波』などと言っていましたが、昨日から一気に10℃近く気温が急降下されたのですから、たまったものではありません。関東地方は今晩には雪が積もるかも…などという予報も出されていますが、さて、どうなりますやら。

ところで立春を迎えると、女の子のおられるお宅では3月の桃の節句に向けてお雛様を用意し始まるかと思います。デパート等の大型量販店にも特設コーナーが設けられて、初節句を迎える女の子に向けたお雛様商戦が活発になってきます。店頭にも様々な雛人形が展示されて、来るべきお節句の雰囲気を華やかに醸し出しています。

ただ、これはあくまでも個人的意見なのですが、昨今のお雛様の作りが今ひとつ気に入りません。特に女雛の『おすべらかし』の結い上げ方が気に入らないのです。

元来『おすべらかし』という髪型は、正面から見た時に円く見えるように結い上げるものです。ところが昨今の雛人形は、写真で御覧頂くと分かるかと思いますがどうも正面からだと四角っぽくて、しかも顔のバランスからすると不自然なくらいに大きく左右に張り出したような形に結われているのです。これは写真のものだけでなく、平成に入ってからの雛人形全体のフォルムの流行にも見受けられます。しかし、例えば皇室行事の動画等を御覧頂ければ分かるのですが、実際の皇族方の結っておられる『おすべらかし』は、こんなに大きく四角く結い上げたりはしていないのです。

私の母は美容師で日本髪を結う技術を持っていた関係で、いわゆる文金高島田をはじめとした様々な日本髪の結い方の手順を写真付きで解説した本が店に置いてあって、私は暇な時にパラパラと眺めていました。その本にも『おすべらかし』の結い上げ方が写真で順を追って説明している項目がありましたが、出来上がりの写真はこんな大きな四角い頭にはしていませんでした。そして何より、実家にあった七段飾りの雛人形は、三人官女を含めてみんな円く結われていたのです。

雛人形の『おすべらかし』だけが何故こんなに不恰好とも言える形に結われるようになったのか分かりませんが、一時の流行なのであればなるべく速やかに『あるべき形』に戻ってほしいものだと、平成の雛人形を見ながら、独り心の中で願うのでありました。
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