今日は秦野市蓑毛にある寳積寺に行きました。ここに来るのは、昨年秋の秦野市文化財特別公開以来です。
今日8月16日は御盆の終わりで『地獄の釜の蓋が開く日』なのだそうです。それで、ここにある《茶湯殿》という御堂の中には閻魔大王をはじめとした十王や地蔵菩薩、鬼卒や奪衣婆といった、いわゆる地獄の沙汰に関わる様々な登場人物の木像が安置されていて、毎年この日に『閻魔詣』というものが挙行されるとのことでやって来ました。
神奈川県内には鎌倉の円應寺(えんのうじ)をはじめとして十王像のあるお寺が幾つかあります。ただ、ほぼ等身の十王像が揃って残っているのは、ここ茶湯殿だけということです。
茶湯殿の中心には、大きな地蔵菩薩座像が安置されています。そして、その両側に泰廣王から閻魔大王に至るまでの十王の像が睨みを効かせて居並びます。
こちらは地蔵菩薩座像の隣の閻魔大王座像です。十王像の目には水晶で作った玉眼が嵌め込まれています。御灯明の灯りで下から照らし出されるとリアルに光って、それはそれは恐ろしい形相で観る者に迫ります。今よりももっと暗い中でこれらの像を観た昔の人達は、さぞ恐ろしかったことでしょう…((゚□゚;))。
この閻魔詣は夜が面白いのだそうですが、今日は夜から台風絡みの悪天候に見舞われる予報が出されていることもあって、残念ながら今日は御遠慮申し上げました。
今日8月16日は御盆の終わりで『地獄の釜の蓋が開く日』なのだそうです。それで、ここにある《茶湯殿》という御堂の中には閻魔大王をはじめとした十王や地蔵菩薩、鬼卒や奪衣婆といった、いわゆる地獄の沙汰に関わる様々な登場人物の木像が安置されていて、毎年この日に『閻魔詣』というものが挙行されるとのことでやって来ました。
神奈川県内には鎌倉の円應寺(えんのうじ)をはじめとして十王像のあるお寺が幾つかあります。ただ、ほぼ等身の十王像が揃って残っているのは、ここ茶湯殿だけということです。
茶湯殿の中心には、大きな地蔵菩薩座像が安置されています。そして、その両側に泰廣王から閻魔大王に至るまでの十王の像が睨みを効かせて居並びます。
こちらは地蔵菩薩座像の隣の閻魔大王座像です。十王像の目には水晶で作った玉眼が嵌め込まれています。御灯明の灯りで下から照らし出されるとリアルに光って、それはそれは恐ろしい形相で観る者に迫ります。今よりももっと暗い中でこれらの像を観た昔の人達は、さぞ恐ろしかったことでしょう…((゚□゚;))。
この閻魔詣は夜が面白いのだそうですが、今日は夜から台風絡みの悪天候に見舞われる予報が出されていることもあって、残念ながら今日は御遠慮申し上げました。