共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

This is ODAWARA!!

2016年11月28日 23時29分06秒 | 日記
昨日のヒヤヒヤ野外ライブから一夜明けて、今朝目覚めたら何だか頭が痛い…もしかして風邪でもひいたかと熱を測ってみたところ、特に異常は無さそうでした。となると、多分気圧が低下しているためか…と思いつつ、ダルい体に鞭打って出掛けることにしました。

今日は小田原の教室に行く前に、来春の発表会の件の講師会議に出席するためにたまプラーザの教室に向かいました。今回は社長の強い要望により、何故か半分くらいのヴァイオリン科の講師がひとつの部にまとまるという、奇っ怪なプログラムになりました。まぁ、日曜日が確保出来たということで、それも良しとすることにして、早々に切り上げて小田原に向かいました。

教室に向かうにはやたらと早く着いてしまって、さてどうしようか…と思っていた時、知人から

「最近、お前のブログに小田原っぽさが無い」

というクレーム…いや、御意見が寄せられていたのを思い出しました。なので、折角時間が有り余っているのですから、久々に小田原らしい場所に行くことにしました。

ということで、小田原のランドマークタワー(?)小田原城に来ました。平日の寒空の下でしたが、それでも天守閣には多くの観光客が訪れていました。ここなら文句はあるまい…基、御満足頂けるであろうと思いつつ、久しぶりに天守閣の姿を撮影しました。

撮影していて、

『小田原城って、こんなに写真撮りやすかったっけ?』

という微妙な違和感を覚えました。というのも、天守閣前の本丸広場で天守閣の写真を撮ろうとすると、広場に植わっている松や桜などの大小様々な木の枝が邪魔で、なかなかフォトジェニックな場所がないのです。しかし、今日は何だか妙に写真が撮りやすい…。

暫し周りを見渡して、最終的に辿り着いた答えは

『恐らく松の木が何本か無くなっている』

というものでした。

多分、広場の中程に赤松の木が2~3本生えていたはずなのですが、それが無くなっています。でも、それがために反って広々としたスペースが生まれ、絶妙な角度と距離感とで天守閣の写真を撮ることが出来るようになっていたのです。

もしかして虫害にやられたのかも知れませんが、もし撮影空間確保のためだとするならば、英断だと思います。城下町として観光地を謳っておきながら、お城がまともに写せないなんて詐欺みたいなものですから、以前から

『もう少し樹木を整理したらいいのに…』

と思っていました。それが叶って、こんなにも堂々とした天守閣の写真が撮れるようになったことは、喜ばしいことです。

欲を言えば、他にも樹木を整理してほしいところが幾つかあります。ただ、こういうことは市や関係省庁の審議を必要とするところでしょうから、部外者としては大人しく動向を見守っていくことにしようと思います。
コメント
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