深夜に雪が降るかも…と散々脅されていた空模様は雨のままに終わり、最悪の事態は回避できたようです。どうも首都圏は降雪に弱くて困ります。
さて、今日も小田原の放課後子ども教室の日でした。小田急線で小田原駅の10番ホームに電車が到着すると、終点なこともあって大勢の乗客が一斉に降車します。そして改札口に向かうエスカレーターに乗ろうとするのですが、この10番ホームと9番ホームの前方にあるエスカレーターは元々狭いホームに作られたうえに階段が併設されていないため、間口の狭いエスカレーターに降車した客が全員乗ろうとしてホームに長蛇の列が出来ます。中には大きな旅行用キャリーを携えて乗り込む人もいるため、特に電車の到着直後、このエスカレーターはかなり渋滞してしまうのです。
ところが、そんな時に小田急線小田原駅にはエスカレーター渋滞を回避する裏技があります。9番ホームと8番ホームの間に電車が停車していて両方のドアが開いている時に、車両の中を渡り廊下よろしく通り抜けて向かい側の8番ホームに渡ってしまうのです。上の写真で、車両の向こう側に人が並んでいるのが9番ホームで、手前の誰もいない側が8番ホームです。すると8番ホームにも同型のエスカレーターがあるのですが、こちらは殆ど人がおらずガラガラなので、何の支障も無く乗って改札口に向かうことができるのです。
車両を渡り廊下代わりにして隣のホームへ移動するという光景は兵庫県尼崎市の阪神尼崎駅の通り抜けが有名ですが、これもさながら小田急版小田原の通り抜けといったところです。もし小田急線で小田原においでの機会があって、エスカレーターが渋滞しているようなことがありましたら、一度お試しになってみて下さい。