今日は放課後子ども教室が無い日だったので、久しぶりに昼間ゆっくりと過ごしました。そして、夕方から相模原市の橋本まで出かけることにしました。
今日はJR橋本駅直結の駅ビル内にある『杜のホールはしもと』で、
《名手達の輝き》と称したコンサートが開催されました。このコンサートのプロデュースを私の大学時代の先輩がなさっていて、それを聴きに伺ったのです。
ヴェルディの『女心の歌』に始まって、サン=サーンスの『白鳥』やクライスラーの『序奏とアレグロ』、ショパンの『夜想曲第20番嬰ハ短調(遺作)』といった室内楽の名曲が次々と披露されました。休憩をはさんでカンツォーネ『オー・ソレ・ミオ』やブラームスの『ピアノ三重奏曲第1番より最終楽章』などが演奏され、最後にはアンコールとして出演者全員と会場の観衆とで
プログラムに掲載された歌詞を見ながら『きよしこの夜』を合唱して御披楽喜となりました。
忙しさにかまけてしばらくやっていませんでしたが、こうして聴くと
「やっぱり室内楽っていいな」
と改めて感じさせられました。と同時に
「君の本分はこっちなんだぞ」
と先輩から言われているような気持ちにもなったのでした。
お話を伺ったところによると、今回はコロナ禍を経て実に3年ぶりの開催となったのだそうです。あの頃は音楽会というものそのものが非常にやりにくかったこともありますから人知れぬご苦労があったそうですが、その試練を経ての今回の公演開催に頭の下がる思いで拝聴していました。
さて、明日は小学校の終業式です。明後日から冬休みに突入しますが、気の緩みで風邪などひかないように気をつけようと思います。