今日は小田原の放課後子ども教室の日でした。
さあ、分かりますか?
②でした。
は椿、③
は、ちょっと難しかったかも知れませんが、これはチャノキ、つまりお茶の花でした。
12月になって、帰りの歌も《たき火》に変わりました。そして今日、子供たちに歌わせる前にクイズを出しました。
2番に
『さざんか さざんか 咲いた道』
という歌詞がありますが、次の写真の中で『山茶花』はどれでしょうか?
①
②
③
さあ、分かりますか?
ヒントは、全部ツバキ科の植物です。そして、子供たちの答えで一番多かったのは③でした。
正解は
②でした。
因みに①
は椿、③
は、ちょっと難しかったかも知れませんが、これはチャノキ、つまりお茶の花でした。
椿と山茶花の見分け方としては、花の咲き方として椿は筒状に咲くのに対して山茶花は平たく広がり、椿は一重咲きのものが多いのに対して山茶花は花弁が重なる八重咲きのものが多く見受けられます。また花が散る時、山茶花は花弁が一枚ずつ散りますが、椿は花ごとポロンと地面に落ちます(このことから『首が落ちる』と不吉がられ、生け花の花材としては使わない方が多いようです)。チャノキの花は花芯が大きく花弁が小さめなので、違いがハッキリしています。
葉を見ても違いが分かります。山茶花は葉の縁がギザギザしているのですが、椿は葉の縁がツルンとしていたり、ギザギザがあっても浅かったりします。チャノキの葉は山茶花よりギザギザが更に深いです。
クイズを終えて《たき火》を歌ってから、今現在学校の敷地や帰り道にも山茶花が咲いていることを伝え、白だけでなく赤や斑入りのものも咲いているので探してみるように言っておきました(咲いていることはリサーチ済み)。さて、明日子供たちは山茶花を見つけた報告をしてくれるでしょうか。