共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

思いがけぬ辞令

2022年03月22日 21時00分21秒 | 日記
今日、小田原の小学校支援級勤務に行くと、校長先生に呼ばれました。内心

『何だろう、また私なんかやらかしたっけ?(『また』って何だ…)』

と思っていたのですが、校長先生から言われたのは来年度の雇用についてでした。

来年度も個別支援員としての仕事は継続されることとなりました。但し、ひとつ隣の学区にある小学校に転勤になることが決まったとのことだったのです。

一瞬

『…は?』

という思いが頭を過ぎりました。正規の教職員なれまだしも、個別支援員にも転勤があるなどとは思いもよらなかったのです。

理由としては、そちらの学校でも男手を欲していて、どうしても私に来てほしいという要望が出されたからとのことでした。従事してみて分かりましたが、支援級での仕事は体力勝負なところが多くありますから、そういった意味でも男性職員が求められているようです。

その後、通常通り子どもたちを迎え入れて授業サポートをしたのですが、

『この子たちとも今週末でお別れか…』

と思うと胸中は複雑でした。そして、何か細やかなものでいいから彼らに何かプレゼントできるものはないかと思い至ったのです。

帰りの電車の中でいろいろと検索していると、不器用な私でも比較的短期間で出来そうなものを見つけました。そこで、厚木に着いてから駅前にある有隣堂へ向かい、



千代紙を買って帰りました。

そして動画を見ながら作ったのが



折り鶴モチーフの栞です。これは折り鶴を縦半分に切って作るものなので、一枚で二つ作れるので短時間で大量生産出来るので重宝です。

動画を見ないで折れるようになると、今日学校で会った子どもたちの顔が思い浮かびました。それは現在サポートしている支援級の子どもたちだけではなく、昨年初めて学習サポートに入った一年生、今の二年生の子どもたちのことも思い出されたのです。

明日は六年生の卒業式です。昨年サポートしたいた支援級の六年生も卒業していきますが、まさか私も卒業になるとは思ってもみませんでした。

次に彼らに会うのは金曜日ですが、少なくとも支援級の子どもたちとお世話になった先生方や同僚の個別支援員の皆さんプレゼントできるように、もう少し栞作りに勤しもうと思います。


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