共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

小田原城址公園菊花展

2020年11月13日 18時45分20秒 | 
今日はいつもと比べると、比較的平和な小学校勤務でした。こういう波風立たない日が一日でも多くなってくれると有り難いなと、心の底から思います。

さて、今日は全学年が5時間授業だったので、いつもより早く学校が終わりました。なので、今日は帰りに小田原城址公園に行ってみることにしました。

今、小田原城址公園では《小田原城菊花展》が開催されています。

小田原城の本丸広場には



天守閣の下を中心としたスペースに色とりどりの菊の鉢植えが展示されていて、あちこちから菊の香りが漂ってきます。

時折、花の香りに誘われた蝶々が舞飛ぶ展示場には





見事な三本仕立てや



小柄に作りこんだ福助仕立ての鉢などが、所狭しと並べられていました。

また、



菊が木化することを利用して仕立てられた盆栽や



小菊をまるで崖に垂れ下がるように仕立てた懸崖作り(けんがいづくり)の大鉢など、いずれ劣らぬ大作が見る人の目を引いていました。どれもこれも力作揃いで、いくつかの鉢には様々な賞を受賞したことを示す短冊が下げられています。

この他にも



伊勢菊や嵯峨菊、丁字菊といった変わり種の鉢植えや





菊の花で埋め尽くされた小田原城のジオラマが展示されて、一段と華やいだ雰囲気を演出していました。

とかく新型コロナウィルスの影響でイベントが中止や延期を余儀なくされている中で開催された菊花展に来て、心が満たされていく思いがしました。日暮れの早くなってきた城址公園で、一人のゆっくりとした時間を過ごすことができました。

この《小田原城菊花展》は明後日11月15日まで、小田原城址公園で開催されています。

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