今日は、日本のほぼ全域で部分月食が観察できる日となりました。部分月食なら今までにも何度かありましたが、今回は満月の98%が侵食するという、ほぼ皆既月食に近いものとなります。
ここまで大規模な部分月食は明治時代の1881年12月6日以来、実に140年ぶりとなります。こんな稀有な天体ショーを子どもたちにも知ってもらいたい!ということで、今朝小学校に出勤してから教室の黒板に
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こんなイラストを描いてみました。
ただ、月食が始まる時と終わっていく時とをきちんと調べずに適当に描いてしまったため、実際の欠け方とは違うものとなってしまいました。なので、
「なんか違うぞ!」
というクレームは御遠慮ください(汗)。
今日の理科の時間を使って
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月食の仕組みを子どもたちに説明しました。反応は何だか今ひとつでしたが、それでも何やら珍しいことが起こる…ということは感じてくれたようです。
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月食の仕組みを子どもたちに説明しました。反応は何だか今ひとつでしたが、それでも何やら珍しいことが起こる…ということは感じてくれたようです。
そして夕方になり、食が最大になる頃に出かけてみました。理想は
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こんな感じのものを期待していましたが、実際には…
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こんな感じでした。因みに、画面の真ん中にある光る点が最大食になった満月…のはずですが、薄雲の向こうに隠れてきちんと観ることはできませんでした(涙)。
後で調べてみたら、埼玉県川口市では
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こんな感じに見えたようですし、小田原市内でも場所によっては
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こんなにくっきり見えたところもあったようです。つくづく悔しい限り…(泣)。
因みに、次回日本国内で月食が観測できるのは2022年11月8日の皆既月食とのことです。なかなか天候に恵まれることのない月食ですが、次は観測できることを期待したいと思います。