共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

無事終了

2012年08月17日 20時51分46秒 | 日記
御霊をお還しした御神輿が、神輿殿に戻されました。

画面左が若宮社、中央が八幡宮、右の白木の神明造りの小さめのものは、5月5日の《国府祭》(こうのまち)で使われる御神輿です。

こういう、御祭神の霊力が高まる場にいられた幸せを噛み締めながら、祭の後の直会(なおらい)で賑わう境内を後に家路に着いたのでした。

平塚八幡宮HP
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還御祭

2012年08月17日 20時36分36秒 | 日記
無事に御霊がお還りになったことを告げる《還御祭》(かんぎょさい)が執り行われました。

御旅所祭同様、宮司が祝詞を奏上して一連の神事の終了を御報告し、参列者一同で二礼・二拍手・一礼をして終わりました。

それにしても、あれだけ御神輿で揺さぶられて、仁徳天皇の御霊は目を回しておられないだろうか…と、要らぬ心配をしてしまったのでした(^_^;)。
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還御

2012年08月17日 20時23分40秒 | 日記
御神輿が若宮社の目の前に置かれてから、御神輿で街中を渡御した仁徳天皇の御霊を御社にお戻しする儀式が執り行われました。

御社の御灯明が消され、御神輿の周囲に白布で結界を廻らせた暗がりの中、宮司と神職達が「おぉ~…、おぉ~…」と低い声を交わし合って音の結界を張りながら、宮司の手によって無事に御霊が御社に戻されました。

これに似た光景は、来年の伊勢神宮の式年遷宮でも繰り広げられますが、伊勢神宮は一般の人間が直接御遷座の儀式を目の当たりにする機会はありません。そういった意味でも貴重な光景です。
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もう少し

2012年08月17日 20時00分27秒 | 日記
いよいよ御神輿が若宮社まで戻って来ました。

担ぎ手達の「ドッコイ!ドッコイ!」の掛け声が一層賑やかになり、のど自慢の若衆が唄う甚句も高らかに響き渡ります。御神輿の鈴の音も、今までにないくらいにガランガランと鳴り渡り、お祭りのテンションは、いやがうえに増すばかりです。
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主待つ御社

2012年08月17日 19時50分22秒 | 日記
御神輿はまだ二の鳥居の向こうにいますが、私は一足先に若宮社のところまで戻って来ました。

この後挙行される還御祭(かんぎょさい)に向けて梯が架けられています。
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普段はダメですが

2012年08月17日 19時33分07秒 | 日記
御神輿は御旅所を発ってから商店街を抜けて、駅前大通の1本裏にある八幡宮の表参道を歩いて来て、いよいよ一の鳥居が見えるところまで御社に近づいて来ました。

この参道は本来、一の鳥居に向かって一直線に伸びて…いたのですが、今は鳥居に手前に片側2車線の通りが横切るように出来てしまって、通常はズレたところにある歩道橋を渡って行かなければなりません。しかし、今日ばかりはお祭りですから、警備員の誘導の下、明々と提灯に照らされた一の鳥居に向かって堂々と渡って行きます。

祭囃しの響き渡る中、着々とクライマックスに向かっていきます。
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荒っぽい

2012年08月17日 19時19分55秒 | 日記
写真を御覧下さい。よく見ると、御神輿がお店の方に向いているのがわかって頂けるでしょうか。

沿道のお店から御祝儀が出ると、御神輿がそのお店の中に入って行ってしまいそうな勢いで近づき、甚句(じんく)と呼ばれる囃し唄を、御礼として一節唄います。

あちこちのお店から金封や般若湯が出る度に、若衆達が目一杯威勢よく甚句を唄い上げていました。若宮社まで、もうすぐです。
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先々で…

2012年08月17日 19時06分34秒 | 日記
御神輿を先導する神職と触れ太鼓です。

神職は手にした榊で道を祓い、先を進むお囃子と触れ太鼓が音で結界を張りながら進んでいきます。

神職は道の両側で渡御を見送る観衆もお祓いしながら進み、皆さん頭を垂れてお祓いを受けていました(勿論、私もチャッカリお相伴に与りました)。

余談ですが、個人的に狩衣(かりぎぬ)って萌えポイント高めです(聞いてねぇよっ…)。
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勇壮

2012年08月17日 18時53分06秒 | 日記
教えて頂いたことなのですが、通常御神輿の担ぎ手の掛け声と言えば「ワッショイ!ワッショイ!」ですが、湘南地区では「ドッコイ!ドッコイ!」なのだそうです。そして、時たま御神輿自体を激しく上下動させて、蕨手(御神輿の屋根の四隅クルンとした飾り)と担ぎ竿とに渡したサラシの中程に結んである鈴をガランガランと鳴らします。

しかも、御神輿の土台部分の両側についている取っ手を、土台部分にバシバシ打ち付けながら音頭取りをしていくのです。この、手拍子とも違う独特の鈍い金属音が「ドッコイ!ドッコイ!」の掛け声と共に街中に響き渡ります。

写真で取っ手を持っているのは、若い力士さんでした。そんな力自慢の人がガンガン叩いて、御神輿は大丈夫なんだろうか?…と、多少不安になりました。
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出御

2012年08月17日 18時31分18秒 | 日記
御旅所祭を終えて、御神輿が若宮社に向けて出発しました。

先程の2台のお囃し屋台車を先頭にして、若宮社の長柄提灯、露払いの神職、三つ巴紋の触れ太鼓に先導されて、威勢のいい若衆達の手によって御神輿が担ぎ出されました。

これからゆっくりしたペースで若宮社を目指します。
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御旅所祭

2012年08月17日 18時02分01秒 | 日記
17時から御旅所祭が始まりました。

いつもの御社をお出ましになられた仁徳天皇の御霊に、宮司が祝詞を奏上し、祭の世話人や神輿の担ぎ手等によって御神輿に玉串が捧げられました。

さっきまで耳をつん割くような締太鼓の音に溢れていた御旅所に、厳粛な空気が流れていきました。
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祭囃し

2012年08月17日 17時51分12秒 | 日記
撮影時は、先程の摂社の一つの若宮社の例大祭でした。仁徳天皇の御霊をお乗せした御神輿が、近隣の街中を練り歩きました。

また、それに合わせてお祭囃しの屋台車も出ていました。御神輿渡御の最中一緒に回っている屋台車の祭囃しが遠くからでも聞こえるので、その音を頼りに人々が駆けて行っていました。

その後、御神輿が街の一角に設えられた『御旅所』(おたびしょ)に到着すると、お囃しの屋台車も同じ敷地に入って来ました。御旅所での神事が始まるまでの間、この2台の車に乗り込んだそれぞれのお囃し隊が、隣の人との会話もままならない程の賑やかさで、競い合うように笛太鼓を鳴らしていました。
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摂社 その2

2012年08月17日 17時29分10秒 | 日記
一の鳥居の先にある池の真ん中の島に弁天様がお祀りされています。池の対岸にある鳥居越しに参詣します。

弁天様は芸術の守護神でもありますから、しっかりとお参りさせて頂きました。
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摂社 その1

2012年08月17日 17時23分25秒 | 日記
本殿の右隣りに摂社が3社御鎮座されています。

真ん中の大きなお宮は《若宮社》で創祀・仁徳天皇を、向かって左側は《神明社》で天照大御神、事代主神(ことしろぬしのかみ=恵比寿様)、特に厚い信仰を寄せた徳川家康を、右側が《諏訪社》で建御名方神(たけみなかたのかみ)を、それぞれにお祀りしています。

参詣順は若宮社→神明社→諏訪社です。
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歩射行事

2012年08月17日 17時10分35秒 | 日記
ちょうど例大祭の期間中の参詣となった今回、ちょっと珍しい光景に遭遇しました。八幡宮の境内で《歩射行事》という、弓の腕比べの神事が行われていました。大将一人とそれに次ぐ三人の計四人の弓手チーム二組が交代で、離れたところに設置された杉板の的を射て、それぞれに当たった矢の数を競うというものです。

会場では小笠原流の門人による弓手達が、古式ゆかしい直垂(ひたたれ)に烏帽子姿で、流儀に則って粛々と弓矢競べをしていました。小笠原流というと礼儀作法のお稽古として有名ですが、それだけではなく、元々が公家御指南役の御家柄ですから、本来は文武両道ということで、こういう弓術や流鏑馬等もやるそうなのです。

因みに勝敗の結果は先攻4本対後攻4本で引き分けでした。
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