共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

四十七士に思いを馳せて 芥川也寸志《赤穂浪士》

2018年12月14日 21時18分50秒 | 音楽
今日は12月14日、そう、赤穂浪士の討ち入り決行日です。

最近はとんと見かけませんが、昭和時代には何年かに一度必ず大河ドラマで《忠臣蔵》的なものが放送されていたものでした。その中でも、放送当時視聴率50%を超えたという忠臣蔵大河ドラマがありました。それが1964年に放送された《赤穂浪士》です。

私は1971年生まれなので知る由もありませんが、話を聞くだにすごい大河だったようです。何しろ出演者が長谷川和夫を筆頭に中村嘉葎雄、西村晃、宇野重吉、滝沢修、淡島千景…今では考えられないようなオールスターキャスト揃い踏みだったというのですから、高視聴率なのも頷けます。

そしてメインテーマを作曲したのが、『三人組』のひとり芥川也寸志氏でした。このテーマ曲は大人気となり、忠臣蔵音楽の代名詞といっても過言ではないものとなりました。

実は私は、一度だけこの曲を演奏したことがあります。ちょうどその時のプログラムの中に芥川也寸志氏作曲の《弦楽のための三連幅》があったので、アンコール用にと用意されていました。この曲は本来放送用の音楽のためフル編成ではなく、むしろ小さなアンサンブルの中にピアノやギターやチェンバロといった特殊な楽器を必要とするのですが、この時にはこのアンコール曲のためだけにそれらの楽器と奏者が用意されていました。今にして思えば、随分と贅沢なコンサートと言えるでしょう。

アンコールに応えて指揮者が振り返り《赤穂浪士》の演奏が始まると、特にリアルタイムで御覧になっていたであろう世代の方々が瞬時に反応を示しました。規則的にパン!と鳴るムチの音に乗せて弦楽器群による荘重なテーマが流れると、当時を思い出したのか泣いておられる方も見受けられました。演奏後、万雷の拍手が沸き起こってのは言うまでもありません。あまつさえアンコールのアンコールが沸き起こってしまったので、急遽もう一度演奏することになったくらいでした。

そんなことを思い出しながら我が家にあるCDを聞き返してみたりしましたが、やはりいい曲です。ということで、芥川也寸志氏が創設した新交響楽団の演奏で《赤穂浪士》のテーマをお楽しみ下さい。

赤穂浪士 芥川也寸志
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一層の煌めき

2018年12月13日 23時48分38秒 | 日記
今日も…というか、今週に入ってからはようやく本来の冬らしい寒さの日が続いております。

たまプラーザ駅前のイルミネーションも、クリスマス本番に向けて一層華やかになってきました。駅前通り沿いの桜の木や駅前広場のハナミズキの木には御覧のようにイルミネーションが飾り付けられ、通りをきらびやかに照らしています。

こうしたイルミネーションというものは、やはり寒い冬によく似合います。気温が温いと今ひとつ盛り上がりに欠けるというものです。

その寒さの影響かじわりじわりとインフルエンザが蔓延り始めているようで、厚木市でも一部の学校で学級閉鎖が出ているとないないとか。今年はワクチンの供給が需要に追いつかず、予防接種を受けられなかった方がだいぶおられるようですが、皆様方は大丈夫でしょうか。

気候や気温が落ち着かない日が続いておりますが、少しでもダルいな…と感じたら、すぐに休めるような体制をとることが肝要だそうです。もっとも、年の瀬の忙しい時期にそんなことは難しいかと思いますが…。

今夜も冷えます。皆様暖かくしてお休み下さい。
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期間限定!リンゴのワッフル

2018年12月12日 22時55分07秒 | カフェ
昨晩から降り出した雨は朝のうちに上がる…はずだったのですが、何だかんだ午後になっても小雨が収まらず、一日を通して傘が手放せない一日となりました。

そんな中、水曜日恒例となりましたあざみ野の《雫ノ下珈琲》に今日も立ち寄りました。すると、カウンターに期間限定メニューが案内されていたので、早速オーダーしました。

今日のコーヒーは先週も頂いたボリビア、そしてお供はリンゴのワッフルです。

私好みのバター臭くないカリカリのワッフルに、カスタードクリームとリンゴの果肉がゴロゴロと入ったリンゴソース、そしてバニラアイスが添えられています。柔らかなカスタードクリームと、ジャムほどには甘過ぎないリンゴソースとの相性は格別で、クロワッサン生地のワッフルともよく合います。

カスタードクリームとアイスの上にはシナモンパウダーがふられていますが量としてはほんのりと香る程度で、正直あまりシナモンが得意ではない私でも美味しく頂けるくらいの感じでした。

それにしても、リンゴとカスタードクリームの組み合わせを始めに考えついた人は偉大です。やはりリンゴには生クリームではなくカスタードクリームなのです。今日改めてその思いを新たにしたのでありました。

ボリビアは苦味引き立つ中から仄かな甘味が感じられる美味しいコーヒーです。こうした風味を楽しめるのも、確かな腕による自家焙煎の成せる技でしょう。他の店ではあまり見かけない豆だけに、一週間ぶりに堪能させて頂きました。

バニラアイスにはクリスマスツリーの形をしたピックが添えられ、クリスマス感を演出していました。店内も華美になり過ぎない感じのクリスマスデコレーションが施されていて、眺めているだけでも楽しくなってきます。

美味しいコーヒーとマスターさんとの楽しい会話とで、仕事前に楽しいひと時を過ごすことができました。また来週の水曜日、あざみ野に来るのが楽しみです。
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日陰に咲く花

2018年12月11日 23時58分58秒 | 
今日も寒い一日となりました。本来はこれが通常の冬の天候なのでしょうが、変に暖かな日があったりしたせいで、いつもよりも寒さが堪えます。

さて、そんな寒い中でも咲く花があったもので、今日出かけた先にあった林の中にツワブキが鮮やかな黄色の花を咲かせていました。よく佃煮にしたりするツワブキですが、こんな可憐な花をつけるのですね。

周りの木々が紅葉して葉を落としている中、濃い緑色の葉の茂る間から顔を覗かせる黄色い花に気づく人は多く、私と同様にシャッターを切る方が何人かおられました。

そろそろ野に咲く花が見られるのも終わる頃でしょう。そういった意味で、この可憐な黄色い花は貴重な存在でした。
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寄木細工感が…

2018年12月10日 23時51分18秒 | 日記
さて、またまた一週間がスタートしました。

相変わらず寒い中、小田原の教室に向かいました。途中通りかかった小田原駅ビル《LUSCA》のエントランスには、今年も寄木細工風のクリスマスツリーが登場していました。

ただ、最初は本体だけだったこの寄木細工風ツリー、年を追う毎にモミの木の枝やオーナメントが盛られていき、今となっては寄木細工感が殆ど感じられないぬらいにまで盛り盛りになってしまっています。まぁ、この方がクリスマスツリーらしいっちゃあそうなのですが、それでも一応寄木細工風に仕上げたものとして、若干勿体無いような気になってしまうのは私だけでしょうか…。

教室として借りているスタジオにも



こんな感じのクリスマスツリーが登場していました。だんだんと近づいてくるクリスマスが、ますます楽しみになってきますね。
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第24回アミューあつぎ野外ライブ

2018年12月09日 23時05分47秒 | 音楽
今日は週の前半の暖かさが嘘のような冬らしい寒さに見舞われました。

そんな中、今日はアミューあつぎ前野外ライブを開催しました。通常だと毎月末に開催するのですが、12月はアミューあつぎのクリスマス行事と重なるため、いつも早めの開催となります。

立っているだけで身震いするような寒さの中、ライブが始まりました。ちょうど同じアミューあつぎの南側のスペースで東京農大の学生たちがシクラメンを販売していたのですが、それを主催者のみらいあいこさんが二鉢購入してステージに飾っていて、少しではありますが暖かみを演出していました。

今月はクリスマス月間ということで、



いつも参加して下さっているゴスペルグループがクリスマスキャロルを歌って下さり、沿道の方が多数足を止めて聞いていました。

他にも



ここ数回必ず参加して下さっている『おさぎさん』のステージもなかなか盛況でした。ただ、何しろ寒いのと人が少なくなってきてしまったのとで、今日はいつもより早めに店じまいすることとなりました。やはり冬の野外ライブは厳しいものがあります…。

一応、年明け一月は27日に開催予定です。寒い中だとは思いますが、よろしければお運び下さい。
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皇居乾通り特別一般公開

2018年12月08日 20時05分37秒 | 日記
今日は昨日とはまた別の知人と会うため都内に出ました。

東京駅で待ち合わせをしてから駅の喫茶店で細かな話をし終わると、これから皇居に行こうと誘われました。ちょうど皇居では今、宮内庁庁舎脇の乾通りの紅葉を一般公開しているところだったので、折角なので行ってみることにしました。

皇居乾通りの一般公開は今から4年前に、天皇陛下の傘寿を記念して行われました。それが大変好評だったため、翌年からも一週間程度開催されるようになりましたが、今回が平成最後の一般公開で来年から実施されるかどうか分からない…といったことで、沢山の人々が集まってきていました。

天皇誕生日や一般参賀で使われる坂下門から入るのですが、入場前に警察による手荷物検査が実施されていました。用意された机の上に手荷物を置くと、割りと遠慮会釈無くワサワサと中身を確認されました。そして、中にペットボトルの飲み物があったのですが、

「すみませんが、一口飲んで見せて頂けますか?」

と言われました。ちょっと面食らったのですが、まぁ軽く一口飲んで見せたら

「ご協力有り難うございました。」

と一礼されました。なんでそこまで…と聞いてみたら、ペットボトル飲料に見せかけた火炎瓶だったり、意図的に植物にダメージを与える薬剤だったりすると大問題なので…とのことでした。確かにそうです。

そして入場者は、坂下門をくぐった先で警察官のこの言葉の意味を目の当たりにすることになります。何しろ宮内庁庁舎横を曲がって見学コースに入ると、そのすぐ先に皇居宮殿の車寄せが見えるのです。そのあまりの距離の近さに、殆どの人が驚いていました。天皇陛下のお住いの目と鼻の先を通らせて頂くのですから、警備が微に入り細を穿つものであるのは必然なわけです。

宮殿の前を過ぎると、その先に富士見櫓が見えてきます。その手前に大きな楓の木があって赤く色づいていたので、訪れた人達が盛んに記念撮影をしていました。

その先に進むとイロハモミジやトウカエデといった広葉樹が並ぶ乾通りに出ます。その中程には



局門(つぼねもん)という古い門が立っています。その横にも楓の木があり、その楓と門との光景はまるで京都のどこかの古刹のようでした。

今年は例年よりも多くの台風に見舞われたり、秋になっても急激に気温が下がらず暖かな日が続いてしまったりしたためか色づきとしては残念ながら今ひとつで、モミジなどは葉先が茶色く枯れかけてしまっていたりしていました。それでも



場所によっては御覧のように鮮やかな紅に染まった木々が、人々の目を楽しませていました。

やがて道が二手に別れるところに来ました。そこから右に曲がるとお堀を渡って皇居東御苑に、直進すると乾門から北の丸公園や靖國神社方面に出るのでどちらか選ばなければならないのですが、東御苑は何回か行ったことがあるので、それなら普段絶対に見られない乾門の内側の姿が見たい!ということで直進コースを選択しました。

緩い上り坂を歩きながら道の両脇の紅葉を愛でていると、



割りとあっという間に乾門に着いてしまいました。普段は表からしか見られない乾門は内側もなかなか立派な造りで、さすがは徳川将軍家の居城に相応しい門です。そして、その門の向こう側に鮮やかな黄色に染まった銀杏の木が見えていました。今年は楓よりも銀杏の紅葉の方が当たりの年だったようで、見事に色づいた銀杏の木の下では多くの人達が盛んに撮影を楽しんでいました。

乾通りに関しては全体の1/3くらいがまだ青い葉のままでしたので、もしかしたら来週に一般公開した方がより紅葉していたかも知れません。しかしそれでも場所によっては見事に色づいていました。冷たい風の吹く中、私もひと時大都会のど真ん中にある紅葉を堪能しました。

さて、明日はアミューあつぎ野外ライブの日です。何だか寒そうですが、頑張ります。13時からスタートしますので、お時間が許せばいらして下さい。
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恐ろしいほどのクオリティ~ファンタジア《魔法使いの弟子》

2018年12月07日 21時12分15秒 | 音楽
今日は用事で知り合いのお宅にお邪魔しました。

仕事絡みの話をしながらお茶を頂いていたら、ちょうどお子さん達が学校から帰ってきました。久しぶりにあう子供たちはすっかり大きくなっていましたが、私を見るなり飛びかかってきたのです。

かつては小さな子供たちでしたから雑作もなかったのですが、さすがに小学生ともなると図体もそこそこ大きくなってきます。なのに、こちらへ突進してくる勢いは小さい頃のままなので、とてもじゃありませんが太刀打ちできません。あっという間に押し倒されて、メガネがどこかへ吹っ飛んで行ってしまいました。さすがに親である知り合いが引きはがしてくれましたが、子供の成長というものはかくも早いものかと実感させられました。

一頻り手荒な歓待を受けた後に、子供たちが

「今日学校の体育館でディズニーの《ファンタジア》を観た。」

という話になりました。全校生徒で体育館に集まって映画鑑賞をしたようです。

実はそこのお宅にも《ファンタジア》のブルーレイはあってよく観ているのだそうですが、大きなスクリーンと大音響で観る《ファンタジア》は格別だったようで、興奮気味に話をしてくれました。

私も子供の頃に見て、これが第二次世界大戦前に作られたものだということに驚愕したものでした。特に『田園』と『魔法使いの弟子』のクオリティの高さには、今でも舌を巻きます。

『魔法使いの弟子』はデュカスの作曲したサイズではなくストコフスキーがアレンジしたバージョンですが、それでもあれだけ音楽とアニメーションがピッタリとシンクロするものか…と、今観ても思います。箒に手が生えて水汲みに歩き出す場面や、ミッキーマウスが夢の中で星や波を操る場面は秀逸ですし、何とか魔法を解こうと必死になりながら魔法の書と一緒に渦に飲まれそうになる場面はハラハラさせられます。そして起きてきた師匠が事を収めた後のバツの悪い空気感…たまりません。

それにしても窮余の策とは言え、かわいい顔したミッキーマウスが自ら命を吹き込んだ箒を斧で滅多打ちにするところは、今のディズニーでは考えられない残虐性をはらんでいるな…と個人的に思っています。これも恐らく20世紀半ばという時代だったからこそ可能だった描写なのかも知れません。

そんなわけで、今日は驚くほど緻密なクオリティのファンタジア版『魔法使いの弟子』をお楽しみ下さい(一瞬画面が乱れるところがあります。御了承下さい)。

"The Sorcerer`s Apprentice"(ファンタジア 'Fantasia' Theme song)
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無くして分かる有り難さ #ソフトバンク通信障害

2018年12月06日 23時15分17秒 | 日記
いやぁ、今日は参りました。何がって、今日発生したソフトバンクの通信障害です。ニュースにもなりましたから御存知の方も多いかと思いますし、実際に被害に遭った方もおいでかと思いますが、かく言う私も巻き込まれました。

ちょうどメールを打ち終わって、さあ送信!と画面を押したら、突然アンテナが消えて圏外になったのです。一瞬何のことか分からず、一旦電源を切って再起動したりいろいろとやってみたのですが一向に繋がる気配がないので

『もしかして大元が何かやらかしているのではないか?』

と思いました。ただ、それを調べようにもそもそもネットワークが切断されているのでネットニュースを拾うわけにもいきません。

とりあえず町田で途中下車してワイモバイルのショップに行ってみたのですが、既に接客カウンターには多くの人が詰めかけて事の次第を問い質していたので、とりあえず端末の故障ではなくシステムそのものが原因だということを理解して諦めました。とりあえず教室に向かい、部屋の準備やら何やらしていたのですが、最初の生徒が時間になっても来ないのです。

おかしいなと思いつつも、その時もまだ端末がネットワークと接続できない状態だったため、教室の電話を借りて保護者に連絡を試みました。しかし、どうやらそちらもソフトバンクだったようで

「お客様のおかけになった電話は、電波の届かないところにあるか、電源が入っていないためかかりません。」

というアナウンスが流れるばかり…。

何処かで事故にでも遭っていなければいいが…と気を揉んでいましたが、結局欠席のメールが届いたのはレッスンが全て終わった後でした。無事を確認して受付共々安堵したのと同時に、普段当たり前のように機能しているものが突然ポンコツになった時に如何に不便を強いられるかということを痛感させられました。嘗て昭和時代のCMに

「無くして分かる有り難さ、親と、健康と、セ○テープ」

というものがありましたが、正にその通りです。

今回の通信障害の原因は外国製のシステム機器の不具合ということでしたが、そのためにどれだけの人がチャンスを逃し、商談を頓挫させ、行き違いを起こし、意思疎通を妨げられたのか…ソフトバンクには十分に思いを致してほしいものです。
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ボリビアと名古屋メシ?!

2018年12月05日 21時35分16秒 | カフェ
今日は暑かった昨日と比べたらだいぶマシな気温になりました。ただ、それでも平年と比べたら十分に暖かく、師走感はほぼ無いに等しい感じの陽気となりました。

さて水曜日です。今日もあざみ野の教室の前に《雫ノ下珈琲》にお邪魔しました。

12月に入って初めて伺いましたが、ふとカウンターを見ると『今月のおすすめ︰ボリビア』という案内がありました。ちょっと興味があったので、早速お願いしてみました。

ブラジルほどではありませんが、それでもすっきりした苦味が立っていて、その後にほんのりとしたフルーツ的な甘味を感じるという、何とも不思議な感覚のコーヒーでした。これも豆の特徴プラス焙煎のなせる技なのかも知れませんが、大変美味しいコーヒーでした。

そして、今日のコーヒーのお供は名古屋名物小倉トーストです。厚切りのイギリス食パンのトーストにバターと小倉あんが添えられていて、自分の裁量であんこの量が楽しめます。マスターさんがかつてコメダ珈琲で働いておられたことがあるのだそうで、なるほどと納得しました。有塩バターと甘さ控えめの小倉あんのバランスは絶妙で、あっという間に完食してしまいました。

お話を伺ったところ、今日はランチ時にはだいぶ忙しかったとのことでした。そういえば、まだこちらでランチを頂いたことが無いので、いつか早目に伺ってランチも楽しんでみたいと思います。
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華やかに

2018年12月04日 21時07分47秒 | 日記
いやぁ…昨日は久しぶりに体調不良でぶっ倒れていました。本当なら午後から出かける予定だったのですが、とてもじゃありませんがそんな気力も無かったので、敢え無くキャンセルさせて頂きました。

全快したわけではありませんが、今日は昨日に比べればまだマシになったので、昨日出かけるはずだった海老名に来ました。

海老名駅前のショッピングモール《ビナウォーク》には御覧のようなイルミネーションが輝き、行き交う人達が盛んに撮影していました。厚木のショボいのと違ってこれくらい見栄えがすれば、写真も撮りたくなるというものです。

それにしても今日は暑かった!12月だと言うのに最高気温が20℃を超えるってどういうことですか…?子ども達なんてTシャツ短パンで駆け回ってるし。とても師走の光景とは思えませんでした。それでもこうしてイルミネーションなんぞ見ていれば、やはり今は師走なんだと実感させられます。

明日は今日に比べたら幾分気温が下がるそうですが、どうなりますでしょうか。
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今年もデッカく!

2018年12月02日 23時45分22秒 | 日記
今日はちょっとした用事で相模大野に来ました。

改札口前のコンコースには、今年も御覧のように大きなクリスマスツリーが登場しました。駅ビルの3フロア分はあろうかという立派なツリーには、様々な色や形のオーナメントが飾り付けられています。また、



時間差で金色のLEDライトが輝いたり、雪のようにきらめくLEDライトがキラキラと降るように光ったりと、かなりゴージャスな感じのクリスマスツリーとなっています。

ツリーの横には



1オクターヴちょっとの音域のプッシュベルが固定されていて、前に様々なクリスマスソングの楽譜…というか色譜が置かれています。これに従って該当の色のベルの頭を押すと、クリスマスソングが演奏出来る仕組みになっています。

最初は子供が寄ってきて無茶苦茶にベルをシバき倒していましたが、あまりに喧しいだけだったので、子供が飽きた頃を見計らってベルを占拠し、《ジングルベル》を即興ハモリ付きで演奏しました。終わってみたらいつの間にか動画を撮られていてアンコールまで騒がれたので、早々に退散しました。いやぁ焦った…。
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ネタみたいなホントの話

2018年12月01日 20時30分15秒 | 日記
はぁ…

何だかものすごく疲れました…。

今日、ちょっとした用事で出かけていました。途中で某駅の御手洗に立ち寄ったのですが、手を洗う前にハンカチを用意しようとポケットに手を突っ込んだら、外していた腕時計が手に当たったのです。

手を洗い終えてから装着しようと流し台の鏡の前のちょっと高くなっているところに腕時計を置いて手を洗っていました。そうしたら横から手が出てきて、何とその腕時計をヒョイと取っていくではありませんか。

一瞬怯んだのですが持って行かれては癪なので、咄嗟にまだ濡れたままの手で腕を掴んで

私︰「それ、私の腕時計なんですけど。」

と抗議しました。そうしたら、見た目還暦前後くらいに見えるヲッサンが腕時計を持ったまま

ヲ︰「はぁ?これはオレの時計だぞ。何言ってやがる!」

とデカい声で返してくるではありませんか。

いやいやいや、アンタがわざわざ私の目の前に置いておいた時計を横から強奪したんじゃんか…と抗議するも、

ヲ︰「これはオレのだ!」

の一点張りで話になりません。しかも、お互いにかなりデカい声での応酬だったためか、あっという間に野次馬に囲まれてしまったのです。ただでさえそんなに広くない駅の御手洗は、たちまち大混乱となってしまいました。

こっちも恥ずかしいやら頭にきたやらで何とかしようと思っていたら、混乱を聞きつけたのか駅員が走ってきて

駅︰「どうされました?」

と聞いてきました。そこで私が説明しようとしたところ、ヲッサンが激昂しながら

ヲ︰「コイツがオレの『G-SHOCK』ほしさに言いがかりをつけてきやがった。鉄道公安を呼べ!」

と、勝ち誇ったように言い放ったのです。

こちらも負けてはいられないので、

私︰「その腕時計は私の所有物です。窃盗案件ですので、警察を呼んで下さい。」

と返してやり、その間も絶対に逃すものか!と腕を付かんだまま離さずにいました。

やがて警察官が現れて事情を聞いてきました。するとヲッサンが

ヲ︰「コイツがオレの『G-SHOCK』を自分のものだとヌカしやがる。さっさとしょっ引いてブタ箱にブチ込め!」

と叫びました。

私︰「そうですか、ではアナタは『G-SHOCK』を盗られそうになって慌てられたのですね。」

と聞くと

ヲ︰「そうだ!この泥棒風情が!」

と言って私に唾を吐きかけてきたので、もう勘弁ならじ!と

私︰「駅員さんにお巡りさん、その腕時計が本当に『G-SHOCK』かどうか御確認頂けますか?」

と問いかけました。

そこで警察官がヲッサンの手から腕時計を取り上げて調べ始めたら

警︰「これは…貴方が盗まれたと主張する『G-SHOCKの腕時計』じゃありませんね。」

はい、その通り。

この腕時計は見た目がゴツいのでパッと見G-SHOCKっぽく見えないこともないのですが、その実態は世界的ブランド○イソーで買った¥315のパチもんです。私は普段殆ど腕時計をしないのですが、たまたま発表会の曲を決めるためにタイムを計ろうと間に合わせで買ったものでした。

自らの口で『G-SHOCK』というワードを繰り出してしまったヲッサンはハトが豆鉄砲喰らったような顔をしていましたが、あまりにも『G-SHOCK』を連呼したばかりに事ここに及んで引っ込みがつかなくなりました。更に、騒ぎを聞きつけて戻ってきた人が、この腕時計を私がポケットから出して洗面台に置いたことを目撃していて証言をしてくれたので、目出度くヲッサンのクロが確定したのでありました。

その後、私とヲッサンは駅の事務室に呼ばれてそれぞれ別々に事情聴取されました。そして

警︰「一応伺いますが、被害届はどうされますか?」

私︰「提出します。」

警︰「でも百均の時計で被害届を出されても…示談にされてはどうですかねぇ?」

私︰「こちとら公衆の面前で盗っ人扱いされた上に唾まで吐かれているのですよ。何なら名誉毀損も上乗せしてやりたいくらいの心情なのですが、如何でしょうか?」

警︰「まぁでも向こうも出来心だったと反省されてますし…。」

私︰「その『反省』とやらは、私が直接聞いたものではありません。それに、仮にそれを信じてここへ連れてきたら、その『反省』をかなぐり捨てて私に飛びかかってくるかも知れないのですよ。私はそんな危険な目に遭いたくないので。」

それでも警官がのらりくらりと何とか示談に持っていこうとするので、

私︰「そんなに被害届の作成を厭うようなら貴方とはお話しません。これ以上こちらの要望が通らないようなら弁護士を立てます。何ならこの件については直接署に連絡しますから、貴方の氏名と所属と階級をおっしゃい!」

と言ったら黙りました。

その後、泥ヲッサンが私のいる部屋に現れて土下座しながら被害届の取り下げを懇願してきましたが、

私︰「他人の物を奪ったら『窃盗』です。唾を吐きかけたら『器物損壊』です(例えば痴漢が被害者に向けて射精した場合に器物損壊になることを参考にしました)。逃げようとして何度も私の足を踏みつけたことは『暴行』です。私を盗っ人に仕立て上げようとしてひたすら公衆の面前で罵詈雑言を浴びせたのは『名誉毀損』です。これだけの罪状を重ねられて、こちらがゴメンナサイの一言で赦さなければならない義理は1ミリも無いと思いますが如何か?」

と言ったら、ただ項垂れるばかりで話になりませんでした。

かくして泥ヲッサンは、たかだか¥315の腕時計を盗ろうとしたばかりにブラックリストに登録される運びとなりました。恨むなら、G-SHOCKの真贋を見抜けなかった己の審美眼の無さを恨んでもらいましょう。

ただ、被害届を提出した以上、今後いろいろと手続や聴取があるそうなので、それに関しては

『面倒臭ぇえなぁ…( ・´ー・`)』

と後悔しています。

何だか文章にすると2ちゃんねるのヨタ話みたいですが、これはネタではなく実際に今日我が身に起こった話です。皆さんも私物の管理には十分に御注意下さいませ…。
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