百花園の帰りにいつも通るところ、
通りはするけど通過するだけ。
久しぶりに止まって何かあるのかな?
う~ん、何もなかった。
イチョウの黄葉は今が盛り、
木の下は黄色い絨毯になっています。
左の木はカツラの木、一足早くハートの葉っぱは丸坊主に。
イチョウの奥には「梅若伝説」で有名な
「木母寺(もくぼじ)」が。元あった場所には
白鬚防災団地が出来たので引っ越してきました。
梅若伝説を描いた北斎の画。
平安中期に京の貴族の子「梅若丸」が人買いにさらわれ
母親はわが子を探して旅を続け
隅田川のほとりでわが子の死を知らされる。
梅若丸の墓は「梅若塚」として木母寺内にあります。
東白髭公園のシンボルタワー、ここは纏(まとい)広場と呼ぶそうです。
18棟の団地を縦に並べ巨大な防火壁として作られた
白鬚防災団地は長さが1.2kmに及びます。
足元にある公園には防災を願って江戸火消の纏が。
長さ1.2キロにわたって延々と続く白鬚防災団地、
いざというときにはこれが防火壁となって鉄壁の守りを果たす。
公園の中にある少年野球場、
日曜日ともなれば朝早くから応援の家族も詰めかけます。
近所の人たちが世話をする花壇、
いろいろなキャラたちが迎えてくれるけど花の姿は、、、
この時期ここにも花の姿はありません、
ちょっと見頃を過ぎたエンジェルトランペットがポツンと。
花のない花壇には葉ボタンが彩を、
これもお正月の飾りとしてよく見られますね。
江戸のころの冬は今みたいにきれいな花々がなかった、
庶民はお正月にこれを飾ったのがお正月との関わりの始まり。
キャベツ(かんらん)の仲間なので
私の田舎では「花かんらん」と呼んでいました。
data:EOS70D/EF70-200 1:2.8Ⅱ。 撮影 12月 4日 東白髭公園