2月12日は初午の日、
近くの稲荷神社へ行ってみました。
旧日光街道のすぐ近く
秋田藩の屋敷があったところです。
小さいといえば小さいけどかつての大名屋敷跡のお稲荷さんです。
毎年ここは盛大に初午祭りを行なうのでこれもまた毎年のように行っています。
鳥居がずらりと並び地口行灯もちゃんと掲げられています。
佐竹抱屋敷跡、秋田藩の私邸に当たります。
参勤交代のときなどここで一度休んで改めて上屋敷などへ行ったのでしょう。
狭い境内だけどちゃんとキツネさんも並んでいます。
当初の社殿は寛政九年(1797)に建立された、
古くから近隣の人々の信仰を集め初午も盛大に祝ったらしい。
社殿は屋敷の北東側に位置し屋敷神として祀られた、
東京・神田にあった上屋敷にも佐竹稲荷神社があったという。
社殿前から見ると狭いながらも立派な神社である。
鳥居は年々新しくなると見えて新しい鳥居も多い。
現在は屋敷を受け継いだ三谷家が神社を守っている、
昭和57年、佐竹抱屋敷跡として足立区登録記念物となった。
近くのお稲荷さんはどうしているのかと廻ってみたが
毎朝お詣りに行っているお稲荷さんを始めとして
どこのお稲荷さんもシーンとしていた。
この佐竹稲荷だけが初午祭りをやっているみたいだった。
data:PowerShot G7X MarkⅡ。 撮影 2月 12日 足立区・佐竹稲荷神社