十三夜

　　十五夜の月見は中国が起源と言われているけど
　　十三夜は日本が起源のようです。
　　完全なものより少し足りないものを好む奥ゆかしい日本人好みの十三夜、
　　朝、富士山を追いかけたあと夜は月、、、忙しかった。


　　

　　　　　出かけるのがちょっと遅くなって上がってしまった月、
　　　　　まあ元々こんな感じでと思っていたけどもうちょっと低い方がよかったな。




　　

　　　　　高く上がってしまうと下に置くものがない、
　　　　　東京には山がないからなあ・・・。




　　

　　　　　十三夜というと頭に浮かぶこんな歌、古～い歌。

　　　　　河岸の柳の行きずりに ふと見合せる顔と顔　
　　　　　立止まり懐しいやら嬉しやら 青い月夜の十三夜




　　

　　　　　夢の昔よ別れては 面影ばかり遠い人
　　　　　話すにも何から話す振袖を　抱いて泣きたい十三夜

　　　　　空を千鳥が飛んでいる 今更泣いてなんとしょう　
　　　　　さよならとこよない言葉かけました 青い月夜の十三夜

　　　　　　十三夜　作詩・石松秋二　　作曲・長津義司




　　

　　　　　真ん丸よりこの方がいいかもね、
　　　　　これから丸くなる発展途上の月。




　　

　　　　　十三夜にはちょっと似合わない風景だけど、ま、いっかぁ。
　　　　　郷に入れば郷に従う、、、東京の十三夜。

　　　　　帰りに星空をと思ったけど今は何もイベントがない、
　　　　　その前にこんな月夜では星は無理だっぺ！。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　10月25日　荒川河川敷　
　　　　　　　　　

荒川土手から富士を見る

　　去年より２日早く東京に木枯らし１号

　　ゆうべは一晩中北風がピープー、五月蠅くて何度も目が覚めた。
　　寝ながら思ったんだけど「そうだ北風が吹けば富士山が見られる」、
　　今季初の富士撮りだ、朝早くと言いたいけどやることをやったあと
　　ママチャリで吹っ飛んで行った、早く行かないと見えなくなる、、、。


　　

　　　　　西新井橋ちょい上流、8:31am。
　　　　　あと１時間早かったらよかったんだけど、走ってる間に空が白くなっていく感じ。




　　

　　　　　扇橋ちょい下流、8:38am。
　　　　　扇橋と舎人ライナー鉄橋の隙間、この電線は避けようがない
　　　　　頂上と被らないようにするのが精一杯なのでここからはあまり撮らないスポット。




　　

　　　　　扇橋の上から、8:47am。
　　　　　観覧車はあらかわ遊園、大人200円小中学生100円。
　　　　　子供向けに特化した遊園地、大正11年開園の老舗遊園地で面積約3万m²。




　　

　　　　　荒川と隅田川に挟まれた中小の工場地帯、8:53am。
　　　　　かなり見づらくなってきた、オートでピントを合わせるのが難しい。




　　

　　　　　鹿浜橋下流、川岸の木々が大きく揺れている。9:07am。
　　　　　隙間富士、こんな富士山を探しながら走るも楽しみのうち。




　　

　　　　　鹿浜橋たもと、9:14am。
　　　　　ニトリ富士！（笑）、ここはいいんだけどね、電線も被らないし
　　　　　でもニトリとクロネコが目立ち過ぎる。
　　　　　もうほとんど見るのが難しくなってきた、農業公園までもう少し。




　　

　　　　　農業公園到着。9:25am。
　　　　　ここにあるはずと分かっていて撮れるくらいのイメージ、
　　　　　もうオートでピントは合わない。
　　　　　今季初の富士山撮りなんとかやり抜くことができた、
　　　　　しかしだね風が、風が強いなんてもんじゃない
　　　　　どれくらい強いと言っても分からないのでカメラで。




　　

　　　　　はい、風はこれくらい吹いていました。
　　　　　往路は死にもの狂いだったけど復路は楽ちん、
　　　　　尻に帆をかければ何もしなくても帰れたかもね。♪

　　　　　カメラは先日の日の出と同じ35mm換算640mmで撮ってみました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　10月25日　荒川土手
　　　　　　　　　

綿、綿花、木綿

　　日中はともかく朝晩は寒くなりました、
　　厚い衣類が欲しくなります昔は綿入れなんて着ていましたね。
　　綿の実がはじけて綿花がのぞく時季、、、
　　花から実と思っていたらワタは実から花なんですね。


　　

　　　　　そうです、綿の実がはじけて綿花がのぞいたところです。



　　

　　　　　ほんとにふわふわでわたみたい。　はい、わたです。



　　

　　　　　４つとか５つに分かれています、ということは種子４つか５つということかな？。



　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　アメリカの映画などで見た見渡す限りのワタ農園。
　　　　　　　　　　私は綿というと、オールドブラックジョー・黒人霊歌・ジャズと
　　　　　　　　　　連想が繋がるんだけど短絡過ぎるのかしらん。



　　

　　　　　公園内の古民家に「綿繰り機」なんてものが展示してありました、
　　　　　昔の人は手作業で綿を紡いでいたんですね。


　　　　　片隅に2,30株植えてあるだけなので見渡す限りというわけにはいかないけど
　　　　　綿とはこんな植物ですってお披露目してるんでしょうね。
　　　　　私も実際に綿を見たのはここが初めてだったので、
　　　　　東京の子供たちもここでいろいろな植物に慣れ親しんでもらいたいものです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　10月４日　都市農業公園
　　　　　　

赤・緑・黄色

　　木々の色彩が豊かになってきました、
　　万物みな萌える秋です。
　　とはいうものの東京で色づいているのはハナミズキくらい、
　　イチョウはちょっとだけ、モミジにいたってはまだ青々と
　　あとひと月もしたら赤や黄色に染まった木々が見られるかな。


　　

　　　　　ハナミズキ
　　　　　いい色ですね赤茶色、ハナミズキ独特の色。
　　　　　花もきれいだけど秋のこの色がたまりません。




　　

　　　　　散りゆくサクラ、まだ青々のモミジ
　　　　　移ろう時間が少しづつ色を変えていきます。




　　

　　　　　遠くから見てイチョウかなと思ったけど近づいてみたらカツラみたい
　　　　　いい色になったなぁ。
　　　　　またいつもの所で撮らなくちゃね、カツラ撮るのはあそこが一番。

　　　　　春とは違うけど見るもの全てが日一日と色・形を変えています。
　　　　　最高の姿を遺しておきたい、もっといいのが撮れるかも、、、
　　　　　明日もお天気良かったらいいね。

　　　　　　　　　

ヒョウタンからお日さま

　　カメラ背負って愛車に飛び乗る、日の出を撮るにはここ10日くらいがいい。
　　空を見たら東に黒い雲、「今日もダメかぁ」 。でも行くだけは行かなくちゃ
　　女心となんとやら、秋の空は分からないからね。
　　日の出直前になってあの黒い雲は無くなってしまった、
　　行ってみるもんだねヒョウタンからお日さまだよ、まさかあの雲が無くなるなんて。


　　

　　　　　家を出るとき、いやここへ来てからもさっきまで黒い雲が張り付いていたんだけどねぇ。




　　

　　　　　今日のカメラはEOS70D（APS-C）/EF70-200 f=2.8 L IS USM＋EXTENER EF 2×。35mm換算640mmです。
　　　　　エクステンダーは太陽を撮るときくらいしか使えないのでこの際使わなくては。（ヤフオクで１万くらいで買ったもの）




　　

　　　　　さっきまで地表を覆っていた雲が上空でちょっとアクセントをつけてくれます。




　　

　　　　　地表に顔を出してから約５分、とにかく早い。




　　

　　　　　さあ６時になりました、ちょっと仕事に行って来なくちゃ。
　　　　　写真撮るついでに仕事にいくヒトにも困ったもんだ。




　　

　　　　　日の出直前のスカイツリー。
　　　　　この時間のスカイツリー好きです、朝ぼらけ、、、
　　　　　あけぼのより少し明るくなったころ。

　　　　　この時間にこの姿を見ると少しだけやる気が湧いてくる。
　　　　　珍しく荒川は風がなく凪いでいた・・・。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　10月19日　荒川河川敷
　　　　　　


　　　　　夜中というか早暁２時に起きた、オリオン座流星群は見られるか。
　　　　　外を見たら星ひとつ見えない、念のため下に降りて外に出てみたけど同じ。
　　　　　こればかりはねぇお日さまに文句云う訳にもいかない、
　　　　　が、４時半になってNHKが起き「今の東京の空は快晴」、だって。

　　　　　早朝の暗い空には星が瞬いてた、もうちょっと早く晴れてくれたらなあ・・・。　(>_<)