ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

美術は美術家だけのものではない

2008年01月02日 | Weblog



明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

さて、すべての人が子供の時から美術を学びます。
それなのに大人になると美術は自分と無縁と考えるのは大いなる誤りです。
美術は上手下手関係なく自分の生活や仕事に生かすのが本当の生かし方です。
美術家になるために美術を学ぶ訳ではありません。

美術家の作品などそれこそ普通の人には無縁です。
美術館に行かなければ見ることはできないでしょう。
その上、美術館では係りの人が、近寄るな、触るなとこわい目で睨んでいます。

美術品でないものを使い、美術品は使わないと考えるのは大間違いです。
美術品は保存してあるだけでは無価値です。
使ってこそ価値がでます。

何とか鑑定団が、これは保存状態がいいから何百万円、これは使い古しているから何万円と言っていますが、今何百万円のものは無価値な状態が何百年も続いて今何百万円です。
今何万円のものは高価な状態で何百年も使われて今何万円です。
積算したらどちらが価値があったかは歴然です。

住宅でも町でも私達が子供の時から学んだ美術を使ったらもうちょっとましになるのではないでしょうか。
中央政府、地方政府が規制して住宅や町を美しくすることも重要ですが、それにもまして私達が、美術を、金儲けの方法と同じように生きるのに有益な方法と考えるようになるといいと思います。

美術は美術家だけのものではありません。