ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

選挙は国民の人事権行使

2008年01月28日 | Weblog

うっすらと雪が残っている奥多摩稲村岩周辺

政府が実質破綻状態から抜け出せない原因の一つに国家公務員の堕落があります。
国家公務員にお金の無駄使いを指摘すると、すべての国家公務員が、現在の仕組みはそうなっていると言い張ります。
改善した方がいいと思わないかと言っても、そうなっていると言い張るだけです。
現行法の下でも改善できることはいっぱいあるのにです。

国家公務員の間には上が威張る雰囲気があります。
この雰囲気の中で改善意欲を失った政府職員は、ごますり、汚職、怠惰に溺れていきます。
気が弱い職員はまじめに働いてもつまらないと仕事に飽きて怠惰になってしまいます。
改善提案などしません。

この国家公務員の堕落を正す唯一の方法は、威張る事務次官や局長などの幹部職員を、天下りも認めず処分することです。
定年を待たず解雇することです。
そのためには大臣が信念をもって幹部職員の人事を行わなければなりません。

ところが困ったことに日本の大臣は不正があることを知りつつ幹部職員と妥協して自分の地位を守ります。
幹部職員と議論できるほどの信念も正義も情報知識も持っていないからです。
大臣の先生が幹部職員だからです。

国会図書館があるのにここで勉強する国会議員はいないそうです。
いろいろな議員手当てをもらっていますが、自分の周りに専門家を置いて情報知識を学ぶ国会議員はいないそうです。
大臣になってから委員会をつくりますが、参加する有識者が知識があっても政府改善意欲がなければどうしようもありません。

政府を改善する意欲なき大臣を選んでいる自民党・公明党に問題があります。
とすると次の衆院選挙で自民党・公明党を処分することが必要です。
それができないと、堕落した政府の幹部職員を処分することができません。

要するに政府が改善されない最大の原因は私達が選挙において政治家に対しまじめに人事権を行使しないからです。