
冬枯れの奥多摩 流れが細った谷川
炭酸ガスを減らすには森林を増やさなければならないと考えて毎月のように横浜から奥多摩までボランティア活動で行きますが、横浜と奥多摩の間を往復して何がボランティア活動かと自己嫌悪に陥ります。
往復に8時間ぐらいかかります。
そろそろやめようと思っています。
奥多摩は奥多摩の人が頑張ってもらいたいと思います。
地球温暖化が大問題と言って会議や講演のため世界中を飛行機で飛び回っている運動家は自己嫌悪に陥らないでしょうか。
輸送機関では飛行機が一番燃料を食います。
炭酸ガス排出を半分にしたいと思ったら、化石燃料消費量を半分にしなければなりません。
日本は省エネルギー技術が発達しているから排出を減らしやすいと思っている人が多いと思いますが、そんなに簡単ではありません。
自動車会社の技術開発力はすごいと思います。
リッター15kmを30kmにすれば燃料消費量を半分にすることがでます。
ジェットはそうは行きません。
そこで便を半分にする必要があります。
乗りたいが乗れない人が半分出ます。
売れっ子の地球温暖化防止運動家もティケット購入に苦労するでしょう。
地球温暖化防止を具体化するためには動的な生き方を静的な生き方に変える必要があると思います。
世界で活躍することが生きている証と思っていたのを、自分の町で生きることが生きている証と思うようになる必要があると思います。
そのためには自分の町を世界一いい町にするという考えが有効です。
自分の町を観光地化し、外から多くの人が旅行に来るようにするという意味ではありません。
このような発想は時代遅れの国土交通省の考えることです。
遠くから来た、いかにも炭酸ガス排出型の顔をした間抜けな観光客が町をうろうろしたらそれこそ町の文化水準が下がるというものです。
町の人のための町にすることが大事です。
死ぬ時この町に住んで本当によかった思える町にすることが大事です。
そのような町が世界にいっぱいできればいい訳です。