ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

アメリカの評価より世界の評価が大切

2008年08月29日 | Weblog


21世紀に入ってアメリカはアフガニスタン戦争、イラク戦争と戦争を展開してきましたが、何を得(とく)したでしょうか。
アフガニスタン、イラクは親アメリカになったでしょうか。
アメリカの信用は上がったでしょうか。

アフガニスタンやイラクでは多くの人が死に、多くの町が破壊しました。
いまだに治安がよくならず、人々は安心して生産に注力できません。
アメリカは戦争でこれらの国を民主化したと言いますが、民主主義社会になっていません。
選挙で選ばれた人は自分の利権のために動いています。
政府職員は汚職の習慣を捨てません。
政権を求める武装組織は活発に反政府活動を続けています。
人々は政府に失望し、中には反政府武装組織を支持している人がいます。

戦争被害にあった上、今も悪い政治に苦しみ、アフガニスタンやイラクの人々の反アメリカ感情は強まってしまいました。
アメリカは戦争に協力してくれと世界に呼びかけるが、同盟国ですらお付き合い程度の協力しかしません。
世界はアメリカの戦争に正義がないと考えているからです。

アメリカは、勝利が得られないまま、やがて軍をアフガニスタンやイラクから引くでしょう。
その後は現在の親アメリカ政府が潰れ、アメリカの思うようにならない政府が誕生するでしょう。

日本はアメリカの戦争に協力してはいけません。
20世紀後半に続いて21世紀も日本は不戦の国で問題ありません。
世界の人々が生きるのに必要とするものを開発し供給する国でいいと思います。
アメリカが日本を評価しなくても世界が評価します。