
政治でも経営でも生活でも無駄な動きが多すぎると思います。
動くことはかねが要ります。
よく考えないで動くからかねの無駄使いが生じます。
動いていないと生きている気持ちがしないというのは日本人の性分かもしれません。
下手の考え休むに似たりという言葉がありますが、どこか思考を軽視する意味合いがあります。
器用貧乏という言葉がありますが、あれもこれもやって結局貧乏になるという意味です。
家づくり、町づくりにおいても拙速を尊ぶと、こんなはずではなかったということになりかねません。
考えることはかねがかかりません。
家でも町でも長く住みます。
よく考えて住んでよかったと思う家や町をつくるのが賢明です。
町づくりは、理想を考えて行うのがいいのではないでしょうか。
実現した町は理想からほど遠いものであっても、理想がない場合よりいい町になっているでしょう。
横浜市は、多額の都市計画税をとっていますが、都市の理想を描いていないので市民が理想を共有できていません。
市民の理解なしで、短気的な経済効果などを重視して土建を行うので、結局、つくり直しが必要な町になってしまいます。
今年から取り始めた横浜みどり税も目的、目標がわかりません。
税収を増やしたかっただけではないかと勘ぐってしまいます。