ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

火葬が普通の日本では墓地は無用

2010年05月03日 | Weblog

墓石が並ぶ墓地は町とも自然とも調和していません。

私は自然葬の経験があります。
お墓に埋葬するよりはるかにいいと思いました。
お墓は狭苦しいですが、自然は広々しています。
人は自然から生まれ、自然に帰るということで自然葬は理にかなっていると思いました。
火葬で残った骨は無機質で清潔で粉末状にすると土砂と同じですから撒いても自然を汚すことがありません。

昔のように火葬しないで死体をそのまま埋葬する場合は埋葬場所を限定する必要があります。
そうしないと、誰かが気付かないで掘り、腐乱死体が出てきたり、骸骨が出てきたりしたら気持ちが悪いし、犯罪があったのではないかと疑うでしょう。
火葬の場合でも骨の形が残っている場合はやはり埋葬場所を限定する必要があります。
しかし粉末状にするならば自然に帰すことが可能です。

土地は自然のままにしておくか、生きている人のために使うといいと思います。

それから火葬も葬式の一形式です。
お通夜をやって本葬をやって火葬をやって埋葬をやるというのは葬式のやりすぎではないでしょうか。

先日ある人のお葬式が横浜の南武斎場で行われました。
立派な施設で昔の焼き場のイメージは全くありません。
この斎場付属のホールで本葬が行われましたが、本葬がなくても火葬だけでちゃんとしたお葬式と思いました。
炉のある部屋でもその前にある告別室でも会葬者は故人に別れの挨拶をすることができるようになっていました。
火葬で残った骨は遺族が持ち帰ることになっていますが、持ち帰らなくてもいい選択肢があると自然葬も無用になると思いました。