ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

諫早湾干拓事業

2010年12月17日 | Weblog
今となっては諫早湾潮受け堤防の常時開門はむずかしい対策です。
もしここで常時開門にしたらまた有明海の状態が変化します。
それが漁業にプラスに働くかマイナスに働くかわかりません。
調整池の機能が失われます。
干拓地の農業に対してはマイナスです。

常識では現状維持を基本とし、この状態から漁業生産性を改善する工夫を行うことが正しいのではないでしょうか。
淡水化した調整池の機能を保持しながら諫早湾の奥から流れてくる河川水を有明海に流し込む工夫は別途可能と思います。

やってしまった巨大干拓事業について漁民側の一方的要求で一か八かで政府が動くことが本当に漁民のためになるか疑問です。
現状から用心しながら漁場を改善することが正解と思います。

巨大政府事業については周辺産業や環境への影響予測が非常に重要です。
実行するなら悪影響を受ける恐れがある産業や環境に対する対策を講じておくべきです。
政府の特定な目的だけ重視し、人々や自然のことを考えない巨大政府事業の実行は深刻な問題を残します。

よく考えてみると在日アメリカ軍維持も政府の目的だけ重視し、人々や自然のことを考えなかったため現在深刻な社会問題となっているのだと思います。