横浜ですが、今冬初めて雪がちょっと降りました。
横浜市の家庭防災員制度は大変有名で、市の防災機能向上に役立っています。
ところが市長が家庭防災員を委嘱することをやめたとの情報が流れ、さらに家庭防災員制度はなくなったといううわさが流れています。
そこで横浜市のホームページを調べると家庭防災員制度変更に関する情報はありません。
どうしてこんなうわさが流れるのでしょうか。
横浜市の広報に問題がありそうです。
実は横浜市長が市民に家庭防災員を委嘱することをやめましたが、実質家庭防災員制度は残るようです。
家庭防災の研修を終了した人は横浜市長から家庭防災員研修修了書をもらうことになるようです。
今までは家庭防災員は横浜市の防災行政の末端の仕事をやるという責任を感じましたが、今後はそれがなくなるということでしょう。
大学を卒業すると学士になりますが、学士は学問を受けただけで仕事はないというのと同じです。
家庭防災員が家庭防災の知識をどう生かすかは本人次第ということでしょう。
横浜市は地域防災拠点を設けるなど非常に熱心に町の防災機能を高める努力をしてきましたが、どうも最近はかつての元気を失っています。
財政赤字が関係ありそうです。
自然災害はいつ来るかわかりません。
お金がないならお金がないなりに横浜市の防災をどうするかと考えることが大切です。
自分の命は自分で守れということは基本ですが、中央政府も地方政府も町内会も個人も頑張り、助け合い、知恵を出し合うという雰囲気が大切です。