ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

老人割合の増加

2011年02月28日 | Weblog
老人になっても家事など仕事ができる間は問題ありませんが、誰かの介護が必要な状態になると大変です。

知人の奥さんがアルツハイマーになってしまい、知人は常に奥さんと行動を共にしましたが、1年ぐらいで疲れてしまい、ある日、奥さんを車に乗せて家に帰る途中、居眠り運転をやってしまい、道路脇の電柱に激突して車は大破、本人は胸骨骨折という事故を起こしてしまいました。

その後まもなく奥さんは感染症にかかり、重態となって病院で亡くなってしまいました。
栄養や衛生状態に問題が生じたかもしれません。

アルツハイマーは神経系の病気ですから怒鳴っても逆効果ですが、知人は、思うようにならないとどうしても怒鳴ってしまったそうです。
最後は知人の心も体もぼろぼろだったでしょう。

介護が必要な老人の世話は家族の責任といっても自宅での家族の世話には限界があります。
政府は自宅介護を補助する仕組を重視していますが、やはり老人を収容する施設の充実が必要です。

この種の施設は営利で経営すると非常に入居が高価になります。
義母は脳梗塞で倒れてから重度の寝たきりになってしまい、病院に実に14年間もお世話になりました。
経済的負担は大変なものでした。

介護が必要な老人を収容する施設の充実が今後の課題です。
介護技術を導入し省力化することは必然と思います。
しかし、少数でも人の命を重視する暖かい心をもった介護者が常に見回って声をかけたり、助けてあげることが必要条件だと思います。

老人割合が多い時代は数十年続くと思います。
政府も人々も知恵を出し合ってこの苦しい時代を乗り切るべきです。