ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

人々が大きな声で原発反対を叫ばないと原子力利用は続く

2017年11月07日 | Weblog
東京電力福島第一原発の1号機から4号機までの周辺を囲む、間口500m、奥行き300m、深さ30mの凍土壁が完成したそうです。
地下水の流出入は減ってきているそうですが、とまっていないようです。
側壁の遮水性が完全でないこと、底の遮水性がないことなどが原因ではないでしょうか。
 
建設費に345億円かかったそうです。
大能力の冷凍機を数十年動かし続けないといけないことになります。
冷凍機や凍土壁の維持は大変です。
 
完全に放射性物質の漏洩を防ぐことは至難のわざのようですが、何が何でもとめなければなりません。
 
原子力施設の事故処理が非常にむずかしく、永遠と言っていい時間を必要とすることがわかります。
事故処理コストが無限大になるだけでなく、処理に従事する労働者も、許容被曝量に限界がありますから、無限の多さの労働者を必要とすることになります。
放射線障害が出る人も増えます。
 
総合的にみて原子力利用は損得勘定が合わないと思います。
利用に執着しないことが損を最小にすることになります。
 
残念ながら日本政府、原発保有電力会社などは原子力利用に執着し、損を大きくしていると思います。
もっと人々が大きな声で原子力利用反対を叫ばないといけないと思います。
事故処理コストを負担するのは結局私達人々です。
 
大半の人が原発反対だそうですが、たとえば先の衆院選で人々は原発反対の思いを投票にぶつけたでしょうか。
原子力利用に執着している自民党が圧勝しました。
人々の原発反対の声が小さかった証拠です。