ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

誰が都知事になっても東京が美しい安全都市になることはない

2020年07月05日 | 社会

大地震が来たり、大火がおこったり、戦争で破壊を受けたりしない限り、東京の複雑化が止むことはありません。再開発をやっていると言うが、結果は、構造が複雑になる一方です。高層建築が林立し、地下構造は深く複雑で、地下で大地震にあったら地上に出ることはできないのではないでしょうか。人々は動き回っていますが、労働生産性が低いでしょう。疲れる町だと思います。新型コロナウイルスのせい、あるいはおかげで人の動きが静かになるとの予測がありますが、労働生産性は下がるかもしれません。会社は合理化近代化を重視し、機械化、情報化が進むかもしれません。

東京を捨てる人が増えるといいのですが、地方へ行っても仕事があるかどうか、ほとんどの人が不安を持っています。地方に行く決心がつかず、東京で仕事探しを続け、労働対価が低い仕事でも我慢して仕事をする人が増えると思います。

東京は高層建築が林立する一見最先端に見える事務所・住宅街、そして貧困層が集まって働いたり住んだりする中低層建築物街に2分されたいびつな大都市になると思います。決して美しい安全都市になることはないと思います。

技術開発と生産を重視する国にした方がいいと思います。地方に仕事が増え、東京から地方へ移住する人が増えると思います。

ちょっと日本は東京や第三次産業に人とお金が集まりすぎです。政府は第一次、第二次産業を見直し、政治を変えるべきと思います。地方政府に税が潤うようにすると地方間産業競争がおこり、生産型地方の興隆ができると思います。もう東京に投資することは無駄です。東京オリンピック準備に兆円の単位のお金が投資されましたが、大損になると思います。ウイルス禍のせいだけでなく、東京に将来性がないことを見誤ったせいです。大阪万博準備投資も大損になると思います。万博思考は古典的です。リニア中央新幹線も新技術への投資ですが、非生産的です。人の高速移動の必要性は高くなりません。利用者は少数と思います。大損になると思います。


入院施設や老人施設の建設場所が不合理

2020年07月05日 | 社会

川の氾濫がおこったり、大津波が来たり、大規模放射能漏洩がおこったりすると、入院患者や老人を安全な場所に避難させるが、大勢の死者を出す事件が当たり前のようにおこっています。避難場所を危険な場所に建設する行政はないのに、どうして入院施設や老人施設を危険な場所に建設することを行政は許可するのでしょうか。最初から避難場所を建設するような場所に入院施設や老人施設を建設すればいいのに本当に行政のやることは不可解です。

今回の球磨川氾濫では球磨村の特養老人ホームの老人の避難が遅れ、14人が心肺停止の状態と聞きます。信じられない不合理が日本ではまかり通っています。

施設から全員無事に避難させたというお話しもありますが、美談ではないと思います。避難を強いられるような場所にこれらの施設を建設したことや建設を許可したことを失敗と反省することの方がはるかに重要と思います。

問題は入院施設や老人施設の建設場所だけではありません。浸水する恐れがある堤防の下は、水田か畑に利用するならいざ知らず、行政は宅地にすることを許可しています。狂っていないでしょうか。

私の故郷は大河がつくった低地と、残った丘陵からなっていました。大河には堤防を建設し、堤防と丘陵の間は水田になっていました。水田農家は丘陵部の縁に住んでいました。祖父は水田農家で、丘陵部の縁に住んでいました。父は次男で会社員になったので丘陵部の上の方に住んでいました。広大な水田部に住んでいる人は少数でした。大雨になると大河が氾濫しなくても水田部は大海原のようになりました、父は経験したそうですが、大河が氾濫すると水田部は濁流となり、牛などが流れて行ったそうです。その水田部が今は住宅地です。現代人は狂っていないでしょうか。