ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

申請してからちょうど20日で定額給付金(10万円/人)が振り込まれた

2020年07月14日 | 社会

コロナウイルス禍が今後も続くということです。生活困窮者は今後も出ると思います。しかし国は定額給付を続けるようなお金を持っていません。今回の給付だって返せない借金です。定額給付継続は不可能です。

社会をよく観察すると、人々が生きるのに必要なもの・サービスはちゃんと提供されています。つまり、労働分配を調整し、失業者を減らすこと、労働対価を上げることなどを実行することができれば生活困窮者を減らせます。これまでは無駄な労働が多かったと思います。もの過剰、サービス過剰が多くの労働者を必要としてきたのだと思います。日本の労働生産性が非常に低い原因でした。無駄な設備投資は減るでしょう。買った商品の半分はゴミという過剰包装は減るでしょう。情報・ものは動くが、人が動くことは減るでしょう。1日2時間かけて満員電車に乗って職場に行って同僚と会うだけで仕事らしい仕事もせず、疲れて家に帰り、寝るだけという人生は減るでしょう。外国人労働者を増やすことも無用と気付くと思います。お菓子袋のようなお薬袋をかかえて病院から帰ってくる病院好きの老人は減るでしょう。老人施設より家の近くの緑地帯などで健康生活を楽しむ老人が増えるでしょう。

ウイルス禍をいい方向に活かして無駄を減らし、労働生産性を上げると、貧困層縮小を実現できる可能性があります。

本当は必要だがウイルス禍のためにできていない事業・仕事はあると思います。しかし大半は合理化近代化が可能な事業・仕事と思います。ウイルス禍以前の経済復活を夢見て執着するとまったく収益性が上がらない事業・仕事がたくさん出ると思います。ウイルス禍以後は、以前とは異なる生産消費になると考えて今から事業・仕事計画の見直しをやることがだいじと思います。


個人の自制を尊重したスウェーデンがひどいコロナウイルス禍に苦悩している

2020年07月14日 | 社会

今回のウイルス禍は個人の自制では乗り切れないこわい感染症のようです。日本では行政が緊急事態宣言を出して感染拡大防止対策を人々に訴え、いったんは人々の自粛で乗り切ったように見えたのですが、収益がないと悲鳴を上げる人々を救済する財源が底をつくことを恐れた行政が宣言を解除すると、収益に苦しんでいた人々がいっせいに経済活動を再開しました。消費者の側も宣言解除をウイルス禍が去ったと思い、人との接触・接近をともなう消費活動を始めました。

しかし日本は緊急事態宣言で別にウイルスを撲滅した訳ではないので再び感染拡大がおこっています。行政による規制を行うと補償金を払わなければならないことを心配して、行政は個人の自制の重要性を訴えています。

日本における感染拡大はこれから本格化し、日本人も感染拡大で苦悩している外国の人々と同じように感染するということを知ることになるでしょう。特別の免疫を持っている民族ではないことを知るでしょう。

ところで行政が無策なら人々が自主的にウイルス禍を乗り切るしかありません。まず自分が感染していないことを確認する。感染しているのではないかとの不安があったら自主的に感染検査を受ける。感染しそうな場所は行かないか、いる時間を短くするか、接触する人の症状に気をつけ、仮に症状がなくても距離を保つ。高頻度で手洗い、うがいなどを行う。栄養、適度な運動、睡眠などをよくとり、免疫ができやすい状態を保つ、などの感染防止対策をとるしかありません。もし感染が疑われる症状が出たら自主的に感染検査を受け、医療機関の指示で隔離治療を受けるべきです。

(注)ワクチンや医薬が開発されるとかなり気が楽になりますが、開発は容易ではないようです。

感染を恐れない愚行は話題になって目立ちますが、大半の人々は自制します。感染不安があるような店などは繁盛しません。消費行動、産業構造に変化が生じることは必然です。経済は縮小します。行政指導を待つのではなく、自分で未来を予測して事業・仕事を考えるべきです。過去の繁栄の再現を夢見て頑張っても空しい事業・仕事があります。