ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

三重水素汚染水の処分

2015年01月24日 | Weblog
東京電力福島第一原発敷地内のタンクに貯蔵されている放射能汚染水処分問題ですが、責任を持つと言った政府が事故原発を密閉系に入れる作業をやらないため現在も汚染水が増え続けています。
汚染水のかなりの部分は自然界に拡散していると思います。
どうして政府は事故原発を密閉系に入れる作業をやらないのでしょうか。

技術はあると思います。
お金の心配をしているのではないでしょうか。
会議はやるが、実行計画が決まらないのではないでしょうか。
放射能漏洩が続いているが、世界的問題にならない程度だからいいのではないかと考えているのではないのでしょうか。

しかし時間が解決するという考えは甘いと思います。
今の政府の取り組みでは放射能漏洩が延々と続くと思います。
陸側も海側も沿岸部の汚染がゆっくりと拡大していき、福島県太平洋側の産業は被害を受け続けるのではないでしょうか。

現在の技術で汚染水を処理すると最後に三重水素(トリチウム、放射性水素)で汚染された水が残ります。
三重水素を経済的に取り除く技術がありません。
これを捨てないと現状ではタンクを増やし続ける以外に方法がありません。
タンク設置を福一敷地内からその周辺に広げていかなければなりません。
今度はタンク群が事故原発を密閉系にいれる作業の邪魔になるという悪循環が続きます。
政府と東京電力は頭が混乱して緻密な事故原発処理計画をつくれないでいると思います。

三重水素汚染水の処分について政府は、地元漁民がOKと言えば海に放出すると言っていますが、OKと言えば沿岸漁業の被害が続きます。
地元漁民は反対しています。
政府は苛酷な判断を地元漁民に強いていると思います。

国連、あるいは国際原子力機関と相談し、福島県の東、たとえば1000kmの海域に捨てる許可をとるなどして、沿岸漁業への悪影響をなくすことを考えないといけないのではないでしょうか。

微弱であれ放射能汚染水を海洋投棄することは悪いことです。
二度とこんなことをしなくてすむように私達は原発廃止を決断すべきではないでしょうか。
原発なしでも私達は大丈夫高い生活水準を保つことができます。
人間の知恵は、原発で終わりでその先はないなどということはありません。


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