ウクライナに侵攻したロシアの戦車隊などが攻撃を受けて破壊されている映像が流れています。5月頃に戦力弱小化が目立ち、ロシア軍はウクライナから撤退するという観測が流れています。ロシア人が戦争反対の運動をやっているニュースが流れています。
これらの情報を聞くと、プーチン大統領の失脚は近いのではないかとの希望を持ちやすいのですが、ロシアの内部の情報は実は正確に流れていません。太平洋戦争開戦時の日本のように、ロシア政府はロシアの正義を国民に流し続け、おそらく大半のロシア人は戦争によるウクライナ併合をロシアの栄光を取り戻す勇気ある行動と思っているでしょう。プーチン大統領は英雄でしょう。
金融・経済制裁の悪影響は出始めていると思いますが、ロシア人は耐えなければならないことと受け止めていると思います。プーチン大統領支持派が優勢だと思います。したがってロシア政府の戦争のための蓄積には限界がありますが、プーチン大統領の戦争を支えるためロシア人の蓄積が供出されるでしょう。開戦時の日本と同じ国民感情がロシアでは支配的です。
ロシアのウクライナ戦争は長引くと思います。世界の反ロシア感情はゆっくりと高まり、制裁はゆっくりと厳しくなっていきます。世界は戦争が第三次世界大戦にならないように用心しながら、いろいろな方法でロシア制裁の度を強めていきます。
日本はロシアとの経済交流が次第に不自由になります。この戦争を楽観せず、交流の減少を予測し、節約、補完、代替などの方策を真剣に打つべきです。特にエネルギーは、省エネルギー・代替エネルギー対策が重要と思います。のんびりと平和時感覚で現在のエネルギー消費を続けることは危険です。
新型コロナウイルス禍+戦争禍対策が必要です。
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